シンクタンク「言論NPO」などが日中共同で行った意識調査で、日本人に良くない印象を持つ中国人が87.7%となり、調査開始以来、2番目に悪い結果が出た。現地の動向から、反日感情のリアルを探った。
 中国では今、中国語と英語を組み合わせた、「おしゃれかどうか」を意味する「city不city」が話題だという。アメリカ人インフルエンサー「保保熊」氏が流行らせた造語で、3日間に1億回再生された。
 中国外務省の毛寧報道官も、これを引用して「外国の人々が中国で美しい景色と美食を楽しみ、リアルな中国を体感することを歓迎する」と発言。観光誘致を勧める中国政府は、この1年で日本を含む38カ国のビザを免除した。