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【映像】「一瞬すぎてわからない」“見えない一撃”
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 常に劣勢だったファイターがラウンド終わり間際の“見えない一撃”で形勢逆転。実況席の目の前で炸裂した”画角に入らない”ショート過ぎる左フックに識者から「画面越しだとわからない。一瞬過ぎた」と驚きの声があがった。

【映像】「一瞬すぎてわからない」“見えない一撃”

 1月25日に後楽園ホールで行われた「RISE185」。宮崎就斗(TARGET)と拳剛(誠剛館)の試合は3ラウンドを戦い判定3-0で拳剛の勝利。”見えない一撃“で拳剛が試合の主導権を握って昨年8月の敗戦からの復帰戦を飾った。

 ともに「DEEP KICK」王者という実力者同士の対決で、宮崎がペースを握り続けた1ラウンド後半に、拳剛の目の覚めるような一撃が飛び出した。

 ジワジワと圧をかけながら、ボディストレートやローで削る宮崎。ディフェンスも巧みで拳剛の打撃をいなすように試合をコントロールする。ABEMA解説の一馬は「拳剛選手はこの距離だと駄目、しっかり距離を支配していかないと」。さらに実況の小出アキラ・アナウンサーも「宮崎はしっかりローから作る試合巧者」と宮崎優勢を強調していたそのときだった。

 拳剛がミドルを被弾しながら身体が触れる至近距離でショートフックを一閃。攻め続けてきた宮崎が突然、ゴロリとマットに転がった。終始押されっぱなしの中“ひと振り”での大逆転に一馬は「一撃必殺」、ファンも「カウンターきれいに決まったな」「まさに剛拳」「一発あるじゃん」驚きの声をあげた。

 リプレイでも両者の体が交錯する刹那にフックがテンプルにグサり。小出アナウンサーは「ちょっと一瞬すぎてわからなかった。実況をしていると眼の前だと”パッ”と見えましたが画面越しだとわからない位のショート」とよもやの中継カメラの画角外で炸裂した超ショートに驚いた様子だった。

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「止めた方がいい!」ノーガードからの衝撃KO “サンドバック状態”に放送席も声を荒げる
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