【ベルギーリーグ】ユニオン・サンジロワーズ 2-1 シント=トロイデン(日本時間2月3日/スタッド・ジョゼフ・マリアン)
元日本代表・遠藤保仁を彷彿とさせる、美しく、正確な1タッチパスだった。出し手はシント=トロイデンの日本代表MF藤田譲瑠チマ(22)。綺麗な放物線を描き、相手の背後を突いたボールが得点の起点になった。
注目のプレーは、シント=トロイデンが第24節で日本代表DF町田浩樹が所属するユニオン・サンジロワーズの本拠地に乗り込んだ、75分に飛び出した。
1点ビハインドのシント=トロイデンは最終ラインの選手たちがハーフウェーライン付近まで上がるほど相手を押し込んでいた。そんな中、中央にいた藤田が左サイドのMF伊藤涼太郎にパスを要求。ボールを引き出すと、右足ダイレクトで美しく弧を描いたロングキックを送り、前線へと駆け上がるDFルイ・パトリスの目の前に供給。シント=トロイデンの背番号19は右奥からクロスを上げ、これにFWアドリアーノ・ベルタッチーニがゴール前へ飛び込んで頭で合わせ、同点弾が生まれた。
この鮮やかな得点劇に、SNS上でファンが反応。「シントトロイデン、綺麗に決めた」「キター!藤田のパスからでしたな」と一連のプレーや日本代表MFの起点になったプレーに対してコメントが書き込まれた。
1-1に追いつくことができたシント=トロイデンだったが、後半のアディショナルタイムにDF小川諒也が相手をペナルティエリア内でファウルを犯したとしてPKを献上。これを決められてしまい、試合には1-2で敗れてしまっている。
(ABEMA de DAZN/ベルギーリーグ)
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