本作は、鈴木おさむが放送作家・脚本家の引退前に企画・プロデュースした作品となり、ラッパーの漢 a.k.a. GAMIから3年前に聞いた衝撃の実話を基に企画。 ラップスキルのある警察官が、覚醒剤や麻薬などの違法薬物を摘発するためにラッパー集団に潜入捜査を行ったという実話を基に描く、「ABEMA」オリジナルのHIPHOPエンタメドラマ。
<以下ネタバレあり>
前回放送の第3話では、ラップバトルで「REDHEAD」に負けてしまい、ラッパー引退を余儀なくされた「9門」のボス・火薬(Jin Dogg)は何者かに車で轢き逃げされるという急展開で終えました。


今回放送された第4話では、火薬が隠し持っている大麻畑を探すため、「REDHEAD」のボス・Born-D(吉村界人)が躍起になり、さらに両者の対立は深まるばかり。 その頃、カタビラ(Mummy-D)の墓参りに訪れ、火薬とBorn-Dに想いを馳せるハルク(眞木蔵人)の姿が。

かつてハルクとカタビラは、火薬とBorn-Dを引き合わせると、2人は意気投合。 そして、カタビラは命を落とす前に「2人を頼む」と、ハルクに託していたのでした。 火薬とBorn-Dをはじめとした若いラッパーたちの環境を作るため、新種の合成大麻リキッド「ヘブン」を捌かせるハルク。


ある日、その「ヘブン」が危険な配合物が入った別物にすり替わっていることに気づき、ハルクは自首して幕引きを図ることを決意し、同時に製造や流通をハルクに持ち掛けた“共犯者”を呼び出します。
なんと、そこに姿を現したのは、彼らが住む街・焼川市の市長、安堂誠(風間俊介)。市民の前では“クリーンな市長”の顔を見せるも、真の姿は裏で手を引く黒幕だったのでした。
ハルクが迫ると、安堂は「今の時代、SNSで流れてくる情報を精査せずに鵜呑みにしてるじゃないですか。
『友達が、恋人が、好きな芸能人がいいって言っているんだから、これは正しいんだ』って」と吐き捨て、 「おい正気かよ?自分の意思ねーのかよ?チョロすぎんだろ、市民」と真っ黒な本性をあらわに。
そして、金と名声のためにラッパーたちを利用していたことを自白しました。
ハルクは「もうじき警察が来る」と嘲笑うと、安堂の秘書・燃志(板橋駿谷)がバットでハルクを殴打。そして、安堂は「警察は来ません。
なぜなら僕が魔法をかけたから」と高らかに勝利宣言しました。
ハルク殺害のニュースが報じられると、伊弉諾(般若)の前にはさらに目を疑う光景が。その理由は、殺害現場から逃走したとして、Born-Dが容疑をかけられていたからでした―。
現在、「ABEMA」ドラマ公式YouTubeにて第1話から第4話までをまとめたダイジェスト動画を公開中。またABEMAでは全編無料で視聴可能です。
これまでのストーリーを振り返りながらお楽しみいただくことができます。
■ABEMAオリジナルドラマ『警視庁麻薬取締課 MOGURA』 概要
<第4話 衝撃の急展開…裏切り者は誰だ>
放送日時:2025年1月30日(木)夜11時~

