【リーグアン】スタッド・ランス 1-2 ナント(日本時間2月3日/スタッド・オーギュスト・デローヌ)
一生忘れることのない幕切れまで、あと一歩だった。スタッド・ランスのFW伊東純也が後半のアディショナルタイムにコーナーキックを蹴り込むと、攻め上がっていたGKイェヴァン・ディウフがドンピシャヘッド。しっかりとミートしたシュートが枠の左隅に飛ぶも、相手GKに阻まれてしまった。GKのゴール未遂を目撃したファンは興奮を抑えきれずにSNSにコメントを残している。
リーグアン第20節でナントと対戦した90+1分だった。1点を追うスタッド・ランスが右CKを獲得。キッカーの伊東がボールをセットする中、ラストチャンスにGKディウフが相手ゴール前まで上がってきた。日本代表のスピードスターが右手を挙げてから右足でボールを蹴り込むと、ゴール前中央に陣取るディウフへと一直線に飛んでいく。
ディウフはさすがの空間認知力を発揮。伊東のピンポイントクロスをタイミングの良いジャンピングヘッドで合わせる。しっかりと叩きつけたお手本のようなヘディングシュートがゴール左隅を捉えたが、これはナントのGKアントニー・ロペスが横っ飛びでキャッチ。土壇場でGKが同点ゴールを決めるというドラマチックな展開は、あと一歩のところで実現しなかった。
実況の小松正英氏は「ディウフだ!」とシャウトし、解説の中山淳氏も「本当に惜しかった…」と残念そうに声を漏らした。また、約9,800km離れた日本から熱視線を注いだファンたちもSNS上で反応。「ディウフ、めっちゃフリーだった!」「おっしい!」「これでとってたらヒーローだったな!」「ディウフ今の決めたらスーパーヒーローだっただろ」「これディウフ決めてたらやばい」「声出た」「今日一心踊った」「鳥肌たった」と大興奮していた。
同点のチャンスを逃したスタッド・ランスはナントにホームで37年ぶりに敗れ、リーグアンで9試合連続の勝利なしと苦しい時期を過ごしている。
(ABEMA de DAZN/リーグアン)





