【リーグアン】モナコ 4-2 オセール(日本時間2月2日/スタッド・ルイ・ドゥ)
モナコのMF南野拓実の“アシスト未遂”が話題を集めている。相手DFラインの手前でボールを受けた日本代表MFは、完璧なトラップからのラストパスで味方選手のシュートチャンスを演出。中継役として効果的なプレーを披露した。
モナコは日本時間2月2日、リーグアン第20節でオナイウ阿道らが所属する昇格組のオセールと対戦。注目のシーンは、4-2とリードして迎えた86分のことだ。トップ下で先発出場した南野がリンクマンとして味方選手を“線”で繋げる役割を担った。
相手のクリアボールに反応したMFデニス・ザカリアがダイレクトでFWブレール・エンボロにパスを出すと、スイス代表FWは得意のターンで前を向く。これでオセールの選手のプレスを外すと、再び縦に鋭いパスを通した。
この縦に速いショートカウンターで最後の味付けをしたのが南野だった。エンボロからの鋭い縦パスを右足トラップでコントロールすると、リターンを受けようと裏に抜け出したスイス代表FWに丁寧なラストパスを通したのだ。
最後はオセールのGKドノヴァン・レオンの好判断に阻まれたが、南野が中継役に加わったことでエンボロのシュートシーンを演出した。そのこぼれ球に対しても抜かりなくダッシュで反応し、2点をリードしている試合終盤でも追加点を奪いにいく姿勢を示した。
このシーンを見た視聴者は「エンボロは今日も南野のアシスト決められず」「アシストもタキのは決まらない」「アシスト未遂惜しかったな」と反応。今季はやや決定機を外す機会が目立っているエンボロへの辛口なコメントも寄せられたものの、それは一方で、南野が多くのチャンスに絡んでいる証拠でもある。
なお、試合はこのままモナコが2点のリードを守り切り、4-2で勝利している。
(ABEMA de DAZN/リーグアン)





