【WWE】RAW(2月3日・日本時間4日/オハイオ・クリーブランド)
日本人スーパースターがビッグマッチ出場をかけた大一番でまさかの「反則負け」裁定を受けて怒り爆発。本人は何もしていないのに…よもやの“理不尽”裁定に「何でそういうことしたの!」「おかしいじゃん!」と涙まじりで猛抗議する姿にファンから同情の声が相次いだ。
WWE「RAW」でイヨ・スカイとリヴ・モーガンが3月開催の『イリミネーション・チェンバー』への出場権をかけた予選で対戦。元女子王者同士の好勝負を繰り広げたが、介入阻止に現れた女子王者リア・リプリーの手が出て、イヨが反則裁定で敗れる大波乱。試合後には「ありがた迷惑」とばかりに日本語で怒りをぶちまけた。
番組冒頭、バックステージでイヨがリヴに襲撃され、それを救出したリアがラケル・ロドリゲスに襲撃されるアクシデント。ここで生まれた遺恨が思わぬ形で試合を左右することになった。
12月には当時王者だったリヴとイヨは好勝負を繰り広げたが、この日も互いの持ち味を活かしスウィングする試合に。イヨ有利の場面でちょこまかと姿を現すリヴの「用心棒」ラケルの存在が気になるが、イヨはトップロープからの「ハリケーンラナ」さらに顔面へダブルニー「メテオラ」から「ムーンサルトプレス」と必勝パターンに持ち込もうとするが…ここでもラケルが妨害工作に出て、ムーンサルトは不発に終わる。
度重なる介入にバックステージでの借りを返そうとリアが乱入しラケルを鎮圧。しかし乱闘にリヴが背後から加わると思わずリアの手が出てしまう。試合の権利がある選手に部外者が手を出したことで、ここでゴングが打ち鳴らされて、イヨがまさかの反則負け裁定を受けてしまった。
全く何もしていないのにイヨが反則負けの理不尽裁定。勝ったリヴはしてやったりの笑顔だが、「なんでやねん」「リアやっちゃったな」「セコンドじゃないのに」とファンは騒然。
正義感からのアシストのつもりが、反則負けの原因を作ってしまったリアも珍しく頭を抱えて沈黙。やり場のないイヨはリアに「ねー、なんでそんなことしたの!」と珍しく日本語で猛抗議。「おかしいじゃん! 私がレッスルマニアに行くはずだったのに…」ともはやパニック状態に陥ったイヨを前にリアは「すまんな」と困り顔だ。
感情が高ぶったか「おかしいよ!」と捨て台詞。さらに涙顔でその場を去るイヨ。「イヨの声がいつもより二段階高い」や、納得がいかず駄々をこねるように見えたか「小学生かよ」とファンからは手厳しい意見も…。圧倒的パフォーマンスでファン人気も急上昇中のイヨだが、よもやの敗戦に「イヨ可愛そう」「どうなんねん」「せっかくの試合が…」とファンもテンションもだだ下がりだった。(ABEMA/WWE『RAW』)



