【リーグアン】PSG 4-1 モナコ(日本時間2月8日/パルク・デ・プランス)
モナコの日本代表MF南野拓実が、圧巻のラインブレイクでパリサンジェルマン(PSG)の守備網を引き裂いたかと思われた……。その後のタックルに関する判定がファンの間で話題となった。
南野は日本時間2月8日に行われたリーグアン第21節のPSG戦に左ウイングとして先発出場した。注目のシーンは1ー1で迎えた23分だった。
モナコはクイックリスタートから一気にPSG陣内に攻め込む。右サイドからカットインし中央へとボールを運ぶMFマグネス・アクリウシェの動きに合わせて、南野も左サイドからボールサイドへと近寄っていく。そのままスピードを落とさずにボックス内に侵入する南野に合わせて、アクリウシェから絶妙なスルーパスが出された。
完璧に裏をとった南野は、左足でボールをコントロールして右足に持ち替えてシュートを狙う。しかし、そのタイミングで後ろからDFウィリアム・パチョの足が伸び、南野は引っ掛けられるような格好になりボックス内で転倒した。
この瞬間、実況の西達彦氏も思わず「倒れたー!!!あー(PKは)ないか!!」と絶叫。解説のフロラン・ダバディ氏も「あー…。でも動きは良かったね」とコメント。さらに「南野がこういうポジションでパスをもらうこともなかった。チームメイトの信頼を再び得ている証ですね」と南野の状態の良さを口にした。
SNSでは「PKやろ!」「おいこれ流すか?」「ちょっと、とってよ」「なんでノーファウルや」などファウルを主張する声が多く見られた。しかし、実際はパチョの足が先にボールに触っており、その後に南野がぶつかっていることが判明。ダバディ氏は「あーファウルないですね。ここはパチョの素晴らしい守備で、南野選手としては仕方ないですね」と語り、SNSのファンたちも「あー確かにこれはファウルじゃないな」「残念だけど、これは正当なプレー」「これ審判よく見てたなー」と言った声が見られた。
(ABEMA de DAZN/リーグアン)





