どんな血液型でも輸血可能 世界を救う“人工血液”が研究中、実用化に期待 開発当事者「廃棄される血液を有効利用」 ABEMA Prime 2025/02/11 07:00 拡大する 人の生命の源ともいえる血液。これを人工的に作り出すという研究が進んでいる。奈良県立医科大学教授の酒井宏水氏は、約30年間も血液の研究を続けている。“次世代医療の救世主”とも呼ばれる中、取り組んでいるのは、血液型を問わずに輸血できる人工血液、正確には「人工赤血球」の開発。輸血用の血液が古くなり廃棄されるところ、ヘモグロビンだけを取り出して、長期保存も可能なものに変える、しかもどの血液型の人にも輸血できるものにするという、医療現場にとっては非常にありがたいものだ。「ABEMA Prime」では、酒井氏に研究の進行状況、実用化に向けてのハードルなどを聞いた。 続きを読む