【リーグアン】リヨン 4-0 スタッド・ランス(日本時間2月9日/パルク・オリンピック・リヨン)
スタッド・ランスの伊東純也が圧巻の40mドリブルを披露した。
GKのスローから高速カウンターを発動。鋭い運び出しで一気に相手陣内へと攻め込み味方に繋いだラストパスから相手のファウルを誘発してボックス手前の好位置でFKを獲得した。
伊東が注目を集めたのは、日本時間2月9日に行われたリーグアン第21節のリヨン戦、1点ビハインドの58分だった。左CKを与えたスタッド・ランスだったが、GKヤヴァン・ディウフがキャッチしてカウンターに移行する。左サイドに流れた伊東は、ディウフの鋭いスローを受けて、あえてファーストタッチで長めにボールを蹴り出し、そこから一気に加速する。さらにリヨン守備陣がプレスに来ないと見ると、そのまま細かくボールに触りながら進路を中央に移した。
ファイナルサードに差し掛かったタイミングで、プレスバックしてきたMFタナー・テスマンの動きを見て、寄せられる前にパスを選択。伊東からのボールを受けたFWウマル・ディアキテがDFニコラス・タグリアフィコに倒されて、ボックス手前の好位置でFKを獲得し、タグリアフィコにはイエローカードが提示された。このFKはMFママドゥ・ディアコンが直接狙うも、惜しくも枠を捉えきれなかった。
約40mをドリブルで疾走し、ファウルを誘発する形となった伊東のプレーに対してファンからは「いい位置まで運んだな」「独擅場だった」「相変わらず速いな」といったコメントが集まっている。
試合はその後、ホームのリヨンが3点を追加して4ー0でタイムアップ。スタッド・ランスは終盤に途中交代で入ったMFザビ・グエウが、約10分後に一発レッドで退場するなど、踏んだり蹴ったりな内容に。これでリーグ戦10戦未勝利と正念場を迎えている。なお、伊東は88分に関根大輝と交代、中村敬斗はベンチ外だった。
(ABEMA de DAZN/リーグアン)
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