【ベルギーリーグ】デンデル 2-1 シント=トロイデン(日本時間2月9日/フローラン・ベークマンスタディオン)
ベルギーリーグで、日本人選手の小久保玲央ブライアンが所属するシント=トロイデンが、デンデルと対戦。チームは引き分けを挟んで5試合連続で勝利から遠ざかる結果となったが、同点に追いついた直後の失点シーンは小久保も猛抗議する微妙な一幕となった。
試合は一進一退の攻防が続くなか、51分に同点に追いついたシント=トロイデン。しかし、わずか1分後の52分、デンデルのFWブルーニー・シンバに決勝点を許してしまう。この失点場面で、小久保は即座に手を大きく前に出し、オフサイドを主張。審判に向かって猛抗議する姿が見られた。シンバは相手陣内左サイドからのロングボールを受け、最終的に得点を決めたが、小久保らシント=トロイデンの選手たちはオフサイドの可能性を強く感じていたようだ。
得点直後、VARによるオフサイドチェックが行われたが、判定は覆らなかった。リプレイが映されると、実況を担当した喜谷知純氏は「この時点でシンバはオフサイドではなかったという判定です」と解説した。
小久保の抗議も空しく、シント=トロイデンは逆転負けを喫し、リーグ16チーム中14位と低迷が続いている。チームの低迷打破に向け、次戦での奮起が期待される。
(ABEMA de DAZN/ベルギーリーグ)






