【リーグアン】リヨン 4-0 スタッド・ランス(日本時間2月9日/パルク・オリンピック・リヨン)
スタッド・ランスに所属する日本代表FW伊東純也が、爆速プレスからゴールに迫った。味方のプレスにより相手GKがコントロールミスをした隙を見逃さず、連動してプレッシャーをかける。惜しくもシュートまでは持ち込めなかったが、このドタバタ劇にファンたちが反応している。
注目のシーンは第21節のリヨン戦、65分に起こる。最終ラインでパスを回すリヨンに対し、スタッド・ランスは前線の選手4人がパスコースを切りながらプレスを仕掛けて、ボックス内まで追い込んでいった。最前線のFWウマル・ディアキテが、リヨンのDFクリントン・マタにプレッシャーをかけたところから、スタッド・ランスが一気にギアを上げる。マタが、逃げるようにしてGKルーカス・エステラにボールを預けるところを見逃さず、ディアキテはフルスプリントでGKまでプレッシャーをかけて、ボールを突いた。
このこぼれ球に反応したのが、右サイドからプレッシャーをかけていた伊東だった。ディアキテのプレスに連動するように、右サイドから回り込んでいた日本代表アタッカーは、ボールがこぼれた瞬間に快足を飛ばす。最終的にはDFムサ・ニアカテのクリアが一歩早くシュートまで持ち込めなかったが、伊東らの連動したプレスがハマった瞬間だった。
この場面について、解説を務めた中山淳氏は「リヨンはビルドアップに自信があるぶん、こうしたミスが起こりやすい」と指摘。プレッシングを受けた際の対応の難しさについて見解を述べた。また、一連のプレーを見たファンからは「リヨンは一体何をやってるんだ?」「ドタバタ劇すぎる」「スタッド・ランスの守備連携が良かったな」といったコメントが寄せられている。
スタッド・ランスは0ー4の完敗。これでリーグ戦10戦未勝利と、リーグ終盤で正念場を迎えている。なお、先発した伊東純也は88分に関根大輝と交代。中村敬斗はベンチ外だった。
(ABEMA de DAZN/リーグアン)
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