【ブンデスリーガ】フライブルク 1-0 ハイデンハイム(日本時間2月8日/ヨーロッパ・パルク・シュタディオン)
フライブルクの日本代表MF堂安律がアシストしたシーンに注目が集まっている。対峙したDFを剥がすドリブルに、味方選手のために時間を作るキープ力と、最後のクロス以外にも彼の持ち味が発揮されていた。
日本時間2月8日に堂安が所属するフライブルクはハイデンハイムと対戦。スコアレスで迎えた30分に、日本代表MFの積極的なプレーがやや停滞気味だった試合を動かす。
味方選手からのパスを受けに右のハーフウェイライン手前まで下がった堂安は、右足ワンタッチのトラップで対峙したハイデンハイムDFマルノン・ブッシュの前に出ることに成功。華麗なテクニックと駆け引きでボックス手前までドリブルで運んだ。
ファイナルサードでFWルーカス・ヘーラーにパスを当てた堂安は、すぐにリターンを受ける。その後ボックス内で2人の相手DFに囲まれた中でもボールをキープして時間を作ると、相手DF陣とGKの間にあるスペースを見つけて絶妙なクロスを送った。
これに反応したヴィンチェンツォ・グリフォが頭で合わせてフライブルクが先制に成功している。
堂安の個人技が演出した得点シーンに、視聴者は「堂安うますぎる」「堂安最高だわ」「ためを作ってからの綺麗なクロス」「これぞピンポイント」「持ちすぎかと思ったけど結果完璧アシスト」「そもそも剥がしたところがうますぎるやろ」「あのステップで抜いたのえぐいって」「完璧アシスト文句なし」「相手DFドン引き」と大興奮の様子だった。
試合後に堂安はABEMAの独占インタビューに登場。そこで解説を務めた太田吉彰氏と共にアシストした30分の得点シーンを振り返っている。攻撃の起点となったワンタッチで相手DFを剥がしたプレーについては「イメージ通りで相手が食いついたのが見えていました」とコメント。
続けてボールをキープすることでタメを作った場面についても周りが見えていたと明かし、「右SBの選手が上がってきていて使おうと思ったんですけど、ボールに触っていない時間帯だったので自分で行こうと。質の高いボールを上げれたと思います」と手応えを口にした。なお、試合はこの得点が決勝点となりフライブルクが1ー0で勝利している。(ABEMA/ブンデスリーガ)
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