【WWE】SMACK DOWN(2月7日・日本時間2月8日/テネシー・メンフィス)
日本人スーパースターが美技を繰り出した。因縁を燃やす相手に“怒りの報復ダイブ”を見舞い、会場が超熱狂していた。
WWEスーパースターの戸澤陽は、日本時間2月2日に開催されたWWEのプレミアムライブイベント「ロイヤルランブル」に出場。目玉試合である男子ロイヤルランブル(30人出場の時間差出場バトルロイヤル)戦が始まると、戸澤は8番目に入場する。
ところが、直前にインターコンチネンタル王者ブロン・ブレイカーにより失格処分となっていたカーメロ・ヘイズが、いきなり背後から急襲。これにより戸澤はパンチを浴び、リング上でノックダウンしてしまった。意識ももうろうとする中、戸澤が所属するロウのGMであるアダム・ピアースが駆けつけ、容体を確認した結果、ランブル戦への出場は不可能と判断され、スタッフに命じて戸澤をバックステージに連れ戻すこととなった。
CCO(最高コンテンツ責任者)のトリプルHが「トザワ、大丈夫か?」と声を掛けたが、戸澤はイスに座らされ、前後不覚の様子で動けす。結果として、トリプルHは急遽、招待されていた人気ユーチューバーのアイ・ショー・スピードに代役出場を要請。スピードはこれに応じ、ランブル戦に参戦することとなった。これにより、戸澤は“幻のランブル戦出場”に終わったのである。
幻のランブル“0秒敗退”に終わった戸澤は、日本時間8日に開催された「SMACK DOWN」に登場すると、カーメロとのマッチカードが組まれることに。戸澤は因縁を清算するべく試合直後から猛攻を仕掛けた。
試合中盤、戸澤はカーメロをリング外に追い出すと、自身はトップロープを掴んでバネのようにして跳躍。とてつもない飛距離からカーメロにダイブを見舞い、会場のボルテージは最高潮に。ファンからも「飛距離やばい」と興奮のコメントが寄せられた。
しかし、戸澤は終盤にカーメロに飛びつきのDDTを食らってダウンすると、コーナー上段からのレッグドロップ「ナッシング・バット・ネット」を見舞われて惜しくも敗戦となっている。
(ABEMA/WWE『SMACK DOWN』)
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