【セリエA】カリアリ 2-1 パルマ(日本時間2月9日/ユニポール・ドーモス)
パルマに所属するGK鈴木彩艶の“伝家の宝刀”が炸裂した。後半キックオフ直後に日本代表GKの足元にボールが渡ると、コントロールしてから右足を一振り。中継のカメラのアングルを外れる80m級のキックで攻撃の起点となったのだ。
セリエAで降格圏に沈むパルマは日本時間2月9日、アウェーでカリアリと対戦。後半開始直後に鈴木が特長である超絶的なロングキックで存在感を発揮した。
後半開始の笛が鳴ったと同時にパルマの選手が鈴木にパスを出すと、日本代表GKは一度ボールをコントロールしてから右足を一振り。自陣のペナルティーエリアから敵陣のペナルティーエリアまで、80mに迫ろうかという飛距離のロングフィードを供給したのだ。
新加入の鈴木のロングキックは、すでにパルマの重要な武器。このシーンでもしっかりこぼれ球を回収し、二次攻撃に繋げていた。
ただし、この日の鈴木は前半からキャッチミスでピンチを招くなど安定感を見せることができず、試合後の現地メディアの採点は、「5.5」や「4.5」など軒並み平均を下回る評価が多かった。
チームは最終的に1-2で敗戦。残留争いをしていたカリアリに順位で上回られてしまい降格圏へ。パルマはこれで6試合連続の未勝利(2分4敗)と、厳しい状況に置かれている。
(ABEMA de DAZN/セリエA)





