【UEFAチャンピオンズリーグ】セルティック 1-2 バイエルン(日本時間2月13日/セルティック・パーク)
セルティックのFW前田大然が、爆速プレスで相手守備陣を翻弄してゴールを脅かした。日本代表FWが発揮した世界トップクラスの脚力にはファンも大興奮している。
注目のシーンは、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)の決勝トーナメント・プレーオフ1stレグでセルティックがバイエルンと対戦した73分のことだ。2点差を負う攻撃のスイッチを入れるパスがカットされた瞬間、日本のスピードスターが本領を発揮した。
前田はピッチ中央でバイエルンのDFダヨ・ウパメカノの背中を取り、右サイドから抜け出す味方のクロスを合わせる形を狙っていた。しかし、スルーパスがバイエルンのDFラファエル・ゲレイロにカットされることを察知すると、一気にギアを上げる。そして、ウパメカノを置き去りにしてボックス内の右へと向かったのだ。
次の瞬間、ゲレイロからGKマヌエル・ノイアーに球足の短いバックパスが出ると、なんと前田はこれに反応していたのだ。誰よりも早くボールの元へ到着し、爆速プレスでインターセプト。相手守備陣が慌てふためく中、右足でシュートを放ってみせた。
ファーストタッチが大きくなった影響で角度が狭まり、シュートは惜しくも枠を逸れた。しかし、ゲレイロからノイアーへのバックパスが出ることを知っていたかのような完璧なスタートとコース取り、そして持ち前のスピードで相手守備陣を混乱させてみせた。
解説・北澤豪氏は「うわー!」と驚きの声を挙げ、「中途半端なボールに対しての反応はやはりスピードがありますからね。奪っちゃいますよね」と大絶賛だった。
異次元のスピードを見せたプレーにはファンもSNSで反応。「きたああああ!!」「速すぎだろ」「バケモノかよ!」「エグすぎ」「前からずっとプレスしてくるの厄介やなほんま」「前田大然は凄い」「お金が取れるプレスだよ」「まさに鬼プレス」と興奮している。
快足FWは、75分にも高速プレスでGKを混乱させ、79分にはゴールネットを揺らした。類まれなるスピードで相手に脅威を与え続けたが、セルティックを勝利に導くことはできず。チームは1-2で敗れ、1点を追いかける形でベスト16進出をかけた2ndレグに臨む。(ABEMA/WOWSPO/UEFAチャンピオンズリーグ)
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