【UEFAチャンピオンズリーグ】セルティック 1-2 バイエルン(日本時間2月13日/セルティック・パーク)
この男をフリーにしたらそうなる… 爆速ボレーが炸裂した。バイエルンに所属するFWハリー・ケインが圧倒的なフィニッシュワークでアウェイチームのファンを黙らせた。
注目のシーンは、バイエルンがアウェイでセルティックと対戦したチャンピオンズリーグ(CL)のノックアウトフェーズ プレーオフ第1戦、1-0で迎えた49分のことだ。後半立ち上がりのセットプレーでゴラッソが飛び出した。
バイエルンが左CKを獲得すると、キッカーのヨシュア・キミッヒが蹴り込んだボールはファーサイドへと到達。すると、完全なるフリーで待ち構えていたのがケインだった。余裕をもって落下地点を見極めたエースストライカーは、タイミングを合わせて左足を一閃。その瞬間にゴールへと突き刺さる“爆速”ダイレクトボレーで追加点を決めてみせた。
このゴールにはアウェイに詰めかけたおよそ3000人のバイエルンサポーターが大きな歓声を挙げた一方で、ゴール裏に陣取ったホームチームのサポーターは声を失い、呆然と黙り込んでしまう。ブンデスの絶対的チームが真骨頂を示したシーンとなった。
実況・安井成行氏がこのゴールの熱狂を伝えると、解説・北澤豪氏も興奮気味にコメント。「まずフリーになるポジションの取り方。で、豪快なボレー。完璧ですね」とゴラッソについて言及した。さらにSNSではファンも「相変わらずかっこいいなこの男は」「すごいゴール」「バケモノかよ!」「一番危険な男が一番フリーなの草」「ダイレクトボレーかよ」「さすがすぎる」「すげえ!」と、今季のCLで7点目を決めた点取り屋を称賛するコメントが寄せられた。
なお、試合は2-1でバイエルンが勝利。78分には伊藤洋輝がデビューを飾ると共に、セルティックの前田大然、旗手怜央と同じ時間帯でピッチに立ち、日本人対決が実現した。(ABEMA/WOWSPO/UEFAチャンピオンズリーグ)
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