【明治安田J1リーグ】G大阪 2-5 C大阪(日本時間2月14日/パナソニック スタジアム 吹田)
2025年の明治安田Jリーグ開幕戦、ガンバ大阪とセレッソ大阪の“大阪ダービー”で物議を醸す判定があった。オフサイドを巡って両チームのサポーターたちの意見は真っ二つ。そんななか、解説を務めた柿谷曜一朗氏のコメントが注目を集めた。
問題のシーンは1ー3のスコアで、G大阪が2点を追いかける54分のことだった。右サイドから攻め込むと、FW宇佐美貴史が入れたワンタッチのロブパスに、MF名和田我空が反応。右足でトラップしたボールがそのままパスになり、右サイドを駆け上がってきたDF半田陸にわたる。そこから入れたクロスが中央の混乱を招き、最後は走り込んだDF黒川圭介が左足を一閃。地を這う強烈なシュートがゴール右隅を捉えた。
しかしこのシーン、半田が折り返したタイミングで柿谷氏は「オフサイド」とコメントしており、実際にゴールネットを揺らした後にはVARが介入して検証が行われた。
柿谷氏は「映像で見る限りは本当に微妙なところでしたね」とギリギリの判断になるだろうとの見解を示し、ABEMAのコメント欄でも意見が真っ二つに分かれた。「これはオフサイドやろ」「出てるやん」「なんでこんなに長いのオフサイドやろ」「映像でわかるやんでてるって」とオフサイドを主張するコメントに対して、「どこがオフサイドや」「ガンバサポ的には出てるわけがない」「出てないやろ」とゴールを主張する声も多く挙がった。
その後、長時間にわたってVARによる検証が行われると柿谷氏は「もういいんじゃないですか?オフサイドじゃなくて。ダービーはもうVARなしでいいんじゃないですか?」さらに「このシュートが取り消されるのはもったいなくないですか?だからゴールにしましょう」と当初の主張を翻した。
するとファンも「柿谷w w w」「柿谷のいうこともわかるw」「柿谷はサッカーが好きなんやな」「ゴールにしましょうってw」と大盛り上がりとなった。
スタジアムの両チームのファンたちが見守る中、約7分間の検証の末に黒川のゴールは認められることになった。このゴールでG大阪が1点差に迫ったが、63分に田中駿汰、後半アディショナルタイムに中島元彦がゴール。今季最初のダービーマッチはC大阪に軍配が上がっている。
(ABEMA de DAZN/明治安田J1リーグ)





