【リーグアン】スタッド・ランス 0-1 アンジェ(日本時間2月17日/スタッド・オーギュスト・デローヌ)
【映像】伊東純也&関根大輝、新“神連係ホットライン”で仕掛ける瞬間
スタッド・ランスのFW伊東純也とDF関根大輝のホットラインが炸裂した。2人の日本人選手の連係プレーに、ファンが興奮している。
注目のシーンは、第22節でアンジェと対戦した49分のことだ。1点を追いかけるスタッド・ランスは、即時奪回から日本人コンビを起点に右サイドから攻め込む。
伊東が右サイドに流れながら、MFウマル・ディアキテからの縦パスを受けると、アンジェのDFフローラン・ハニーンが対応してきた。背番号7は右足インサイドで内側を向き、ハニーンと正対。ボールを小さくタッチした後、ゆっくりと転がるボールのスピードに合わせて細かくステップを踏み、ハニーンとの間合いを測る。
アンジェがハニーンに伊東の対応を任せていたことから、完全に1対1の状況に。伊東が一気にギアを上げ、緩急のリズムで突破を狙うのか。それをハニーンは止められるのかどうか、とファンが見守る時間が流れる。
伊東が4回ステップを踏み、ハニーンとの間合いを詰めた時だった。右足の足裏でボールを左方向になめるようにタッチし、そのまま右足アウトサイドで右方向にスルーパス。後ろから大外を駆け上がってきた関根にボールを託したのだ。背番号3のクロスはハニーンのスライディングブロックに遭うも、日本代表の2人で右サイドから攻め入った。
スタッド・ランスと言えば、伊東とMF中村敬斗の“ランス兄弟”が日本のサッカーファンに定着しているが、パリ五輪を戦った関根が今冬に柏レイソルから加入。“ランス三兄弟”となっていた中、“長男”と“三男”が右サイドでコンビを組み、実際にピッチでホットラインを開通させたのだ。
新たなに誕生した日本人選手の連係に、ファンはSNSで「関根は純也に活かしてもらうために激しい上下動繰り返してて良かった」「純也さんと関根くん、本当に髪色おなじすぎてやばい」「今度はアニキのジュンヤがヒロキを成長させる番だ」「日本の右サイドはこれまでもこれからも柏が支え続ける」とコメントしている。
だが、スタッド・ランスは最後までネットを揺らすことができず。0-1で敗れ、11試合勝ちなしとなっている。(ABEMA de DAZN/リーグアン)
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