【UEFAチャンピオンズリーグ】バイエルン 1-1 セルティック(日本時間2月19日/アリアンツ・アレーナ)
【映像】前田大然、ルーズボールに大爆走→電光石火の“スーパーアシスト”
セルティックの日本代表FW前田大然が、普通ならば絶対に追いつけないようなルーズボールに反応。驚異的なスピードでマイボールにするとそこからアシストを記録した。
前田はUEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメント・プレーオフ2ndレグのバイエルン戦にセンターフォワードとしてスタメン出場。序盤から何度もスプリントを繰り返してきた日本代表アタッカーのスピードが生かされたのは、ゴールレスで迎えた63分のことだった。
バイエルンのプレスに対してセルティックは前線へのロングボールで逃げる。これを受けたFWアダム・イダが、ハーフウェイライン付近から左サイドで裏に抜ける前田へのパスを狙ったが、精度が低くDFヨシプ・スタニシッチに回収された。しかし、スタニシッチの横パスがキム・ミンジェとは合わずに、ボールは誰もいないところを転々と転がる。
するとここで前田が一気にギアを入れる。キム・ミンジェが体の向きを変えてボールの行方を追いかけようとした時には、すでに前田はトップスピードに。ぐんぐんボールに迫ると、カバーに入ろうとしたDFラファエル・ゲレーロよりも先にボールに触ると、そのまま前線にスルーパスを通す。これを受けたMFニコラス・ゲリット・キューンが冷静に蹴り込み、セルティックが先制に成功した。
前田の“人外“とも言える加速力について、この試合の解説を務めた北澤豪氏は「落ち着いて決めたキューンは素晴らしい」とまずはゴールを決めたキューンを称賛。続けて「その前にルーズになったボールを前田が触れますからね」と前田の加速力の度肝を抜かれていた。
前田のアシストはSNSでも話題となっており「前田速すぎるw」「あれ触れるの化け物」「何あの加速w」「ちょっと待てあれ追いつけるの?」「前田の速さは尋常じゃないな」「大然のスピードはまじでエグい」「もう人間じゃないだろw」といったコメントが見られた。
なお試合は試合終了間際にバイエルンが同点に追いつく。これで2戦合計2ー1となり、セルティックはこのラウンドでの敗退となった。前田、旗手怜央は最後まで走り抜き、揃ってフル出場している。(ABEMA/WOWSPO/UEFAチャンピオンズリーグ)
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