【UEFAチャンピオンズリーグ】ミラン 1-1 フェイエノールト(日本時間2月19日/サン・シーロ)
「信じられない愚かさ」「恥を知れ」などファンから非難を浴びている。ミランのDFテオ・エルナンデズがシミュレーションの判定でレッドカードを提示された。
ミランは日本時間2月19日、UEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメント・プレーオフ2ndレグでフェイエノールトと対戦。批判の的となったのが、1-0で迎えた51分のワンシーンだ。
FWラファエウ・レオンの大外をオーバーラップしてパスを受けたテオは、DFジヴァイロ・リードと交錯してボックス内で転倒。ホイッスルが鳴り、PKかとも思われたが、判定はシミュレーション。二枚目のイエローカードが提示され、退場処分となった。
2022年のFIFAワールドカップ決勝、2022-2023シーズンのチャンピオンズリーグ決勝でも笛を吹いたシモン・マルチニアク主審の目はごまかせなかった。リプレイ映像でも、リードの足はまったくかかっておらず、テオが“ダイブ”していることがはっきりと映っていた。
実況を務めていた横内洋樹氏も、「あ〜触れてません。シミュレーションということで2枚目のイエローです」と説明。解説の風間八宏氏からは「非常に良いプレーを見せていただけにもったいないですね。完全に(ファウルを)もらいにいってます」とコメントした。
44分の1枚目の警告も不必要に相手のユニホームを引っ張ってもらったものだっただけに、まさに連続での愚行イエローカードによる退場。SNSも大荒れとなり、日本のファンは「VARがあるこの時代にバレないとでも思ったのか?」「何やってるの?」「これで負けたら戦犯」「折角よかったのにテオまじで勿体無いことしたわ」「アホすぎる」「ほんとに呆れる」「もう夏に売ろう」などと激怒。さらに海外のファンは、「信じられない愚かさ」「夏に売るべき」「恥を知れ」「テオはいつもこういうバカなことをする」「もう二度とミランのシャツを着るな」「バカなの?」「こんな愚かな選手はミランにいらない」などさらに辛辣だった。
テオの退場で1人少なくなったミランは、73分に失点して1-1のドロー決着。2試合合計1-2でプレーオフ敗退となり、チャンピオンズリーグから去ることになった。
(ABEMA/WOWSPO/UEFAチャンピオンズリーグ)
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