【UEFAチャンピオンズリーグ】アタランタ 1-3 クルブ・ブルッヘ(日本時間2月19日/ゲヴィス・スタジアム)
まさかの乱闘騒ぎが勃発した。アタランタのDFラファエウ・トロイが、スローインを邪魔されたことに怒り爆発。ボールを投げつけようとして不発に終わるも、怒りは収まらず、主審の静止も振り切って相手選手に向かって体当たりしてレッドカードを食らった。
アタランタは日本時間2月19日、UEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメント・プレーオフ2ndレグでクルブ・ブルッヘと対戦。1ー3(2試合合計で2-5)と劣勢のなかで迎えた87分に事件は起こった。
R・トロイは右サイドでスローインをしようとしたが、クルブ・ブルッヘのDFマキシム・デ・カイペルにあからさまに邪魔をされた。これでアタランタ主将の堪忍袋の緒が切れた。鬼の形相のトロイはデ・カイペルに向かってボールを投げつけようとしたが、軸足とボールを持っていた手が同時に滑ってしまい空振りに。しかし怒りは収まらず、間に割って入った主審の静止を振り解いて、デ・カイペルにプロレスばりのフライングボディプレスを見舞ったのだ。
この狂気の行動に対しては、主審はすぐさまレッドカードを提示。興奮状態にあるR・トロイはそれでも食ってかかろうとする。これをMFマルコ・ブレシャッニーニが後ろから抱きつく形で宥め、さらにクルブ・ブルッへの選手たちも怒りを鎮めようと必死に対話した。
一連の騒動には実況を務めた柄沢晃弘氏は「報復行為でしょうね。34歳でキャリアのある選手ですが、もったいないカード」と言及。解説を務めた宮澤ミシェル氏も「よっぽどキレちゃいましたね。もったいない」と続いた。なお、事の発端を作ったデ・カイペルにはイエローカードが提示されている。
この退場劇は海外で話題に。SNS上では「トロイの頭が完全に真っ白になってしまった」「空振ったことでさらにキレたのかも」「恥ずべきことだね」「ラファエル・トロイは34歳。特に相手が自分より10歳も年下なのに、こんなに気が狂うべきではない」「勝たなければいけない試合でキャプテンが自滅した」「愚かだ」など非難の声が集まっている。
なお、アタランタはこのまま2戦合計2-5で敗れ、チャンピオンズリーグ敗退を余儀なくされた。
(ABEMA/WOWSPO/UEFAチャンピオンズリーグ)
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