【UEFAチャンピオンズリーグ】レアル・マドリード 3-1 マンチェスター・C(日本時間2月20日/サンチャゴ・ベルナベウ)
レアル・マドリードのFWキリアン・エンバペが、マンチェスター・シティ戦(UEFAチャンピオンズリーグの決勝トーナメント・プレーオフ2ndレグ)で、カットインから利き足ではない左足でスーパーシュートを決めた。圧倒的な個人技で達成したハットトリックの瞬間に、ファンが大歓喜している。
4分と33分にネットを揺らしていたエンバペが強烈な決定力を見せつけたのは、62分のことだ。レアル・マドリードがCKの守備からカウンターを仕掛け、大エースが完結させる。
エンバペはボックスの右角でパスを受けると、シザースフェイントでマンチェスター・シティのMFフィル・フォーデンをかわしてカットインし、左足をコンパクトに振り抜いた。低く抑えられたシュートが相手DFの間をすり抜けていき、ゴールマウスの左下に鋭く飛ぶ。反応していたGKエデルソンの手もわずかに届かず、そのままネットを揺らしてみせた。
これでハットトリック達成となったエンバペは、右手で「3」を作って喜びを爆発。MFジュード・ベリンガムやFWヴィニシウス・ジュニオールをはじめチームメイトが続々と集まり、歓喜の輪ができた。
解説の林陵平氏は驚きのあまり「いやぁ……」と唸り、「スーパー!」とコメント。「見事ですね。ブロックを作ってもエンバペには誰もプレッシャーをかけていない。この状況であれば、エンバペならできちゃいますよね」とマンチェスター・シティの守備の緩さについて言及しながら、エンバペの能力を称えた。
CL通算55ゴール目となった完璧なカットインからのシュートに、ファンがSNSで反応。「1人で決められるー」「ばけもんや」「凄すぎる」「うますぎる」「えぐいわ」「左でもいけちゃうのか」「えぐすぎ」「クリロナかよw」「エンバペ凄すぎて笑ってしまう」「逆足でしょあれ?あんなん決められたら守備やってられん」と興奮していた。
また、レアル・マドリードのアンチェロッティ監督も試合後、記者から「エンバペはクリスティアーノ・ロナウドのレベルに到達できるか?」と問われると、次にように返した。
「エムバペの実力は、クリスティアーノに匹敵する。しかし、クリスティアーノは基準を非常に高く設定していた。エンバペのマドリード・キャリアはまだ始まったばかりだ。熱意はあるがね。エンバペがクリスティアーノのレベルに到達するのはそう簡単なことではないだろう。努力しなければならないね」
レアル・マドリードはエンバペ大爆発もあり、3ー1でマンチェスター・シティを撃破。2試合合計6ー3で決勝トーナメント進出を決めた。
(ABEMA/WOWSPO/UEFAチャンピオンズリーグ)
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