【UEFAチャンピオンズリーグ】バイエルン 1-1 セルティック(日本時間2月19日/アリアンツ・アレーナ)
まさに驚愕のシーンだった。セルティックの日本代表FW前田大然が、決定機で50メートルを走り抜いてダイビングヘッド。ここは決めきれなかったが、驚きはその直後。立ち上がるとすぐに今度はプレスバックで50メートルを走り切った。
前田の“シャトルラン”が見られたのは、UEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメント・プレーオフ2ndレグのバイエルン戦、70分だった。
自陣右サイドでボールを奪ったセルティックがカウンターを仕掛けると、逆サイドで構えていた前田は、DFヨシプ・スタニシッチをぶち抜いてゴール前へ。左手を挙げてボールを呼び込むと、そこへMFアルネ・エンゲルスのアーリークロスが送り届けられた。前田はスタニシッチの前に体を入れてダイビングヘッドを敢行。しかしこのシュートはGKマヌエル・ノイアーの正面を突く。追加点のチャンスを逸した前田は、ピッチにうつ伏せとなり倒れ込んだ。
今度はバイエルンのカウンターチャンス。ノイアーがアンダーハンドパスでFWレロイ・ザネに通る。すると前田はすぐに起き上がって、再びスプリントを開始。ザネを捕まえることはできなかったが、しっかりとハーフウェイラインまで戻って守備に加わった。
このプレーに関してSNSでは「前田の鬼スプリント2連発」「これだけ全速力で走って、また全速力で戻るの偉すぎる」「なんでこんな走れる?」「前田が攻守に大貢献」「いきなり起き上がってまた走り出したw」など驚愕の声が多く見られた。(ABEMA/WOWSPO/UEFAチャンピオンズリーグ)
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