2024年から続くコメ不足と価格高騰により、政府は備蓄米21万トンの放出を決定した。
政府は毎年20万トンのコメを買い入れ、全国300あまりの倉庫におよそ100万トンのコメを備蓄。利用されずに5年経ったものは飼料用などに使われる。これまで主食用として備蓄米が放出されたのは、東日本大震災と熊本地震という震災時の緊急対応2回のみ。
昨年から続くコメ不足により、コメは2024年にくらべ2000円近く高騰。この価格の高騰について、対策を講じてこなかった農林水産省がようやく重たい腰を上げ、流通を正常化させ価格を下げる目的で放出を決定。この目的での放出は史上初だという。
日本人の主食だが、グルメや食リポでは決して主役ではなかったコメ。しかしいまや貴重で贅沢な存在として、食リポ業界を席巻する日がくるかもしれない。
田中アナが白米が主役のお店へ
