【写真・画像】なでしこ結果 1枚目
【映像】まるでバルサ!美しいダイレクトパスでこじ開けた瞬間

【2025 SheBelieves Cup】日本女子代表 4-0 オーストラリア女子代表(日本時間2月21日/シェル・エナジー・スタジアム)

【映像】まるでバルサ!美しいダイレクトパスでこじ開けた瞬間

 なでしこジャパン(FIFAランキング7位)は日本時間2月21日、「2025 SheBelieves Cup」(アメリカ開催の4か国対抗戦)の第1戦でオーストラリア女子代表(同15位)と対戦し、4ー0で勝利した。田中美南(ユタ・ロイヤルズ)が2ゴール1アシストの活躍を見せて、新体制の初を白星で飾っている。

 昨年12月、なでしこジャパンは史上初となる外国人指揮官、ニルス・ニールセン新監督が就任した。デンマーク人指揮官は今大会から初めて指揮を執る。

 注目の初戦、4ー3ー3のフォーメーションを採用し、GKは山下也加(マンチェスター・シティ)、DFは右から高橋はな(三菱重工浦和レッズレディース)、南萌華(ローマ)、古賀塔子(フェイエノールト)、北川ひかる(ヘッケン)が並ぶ。中盤は熊谷紗希(ロンドン・シティ・ライオネス)をアンカーに、長野風花(リヴァプール)と長谷川唯(マンチェスター・シティ)がインサイドハーフを起用。前線は浜野まいか(チェルシー)、田中、藤野あおば(マンチェスター・シティ)となった。

 立ち上がりからプレッシングとポゼッションで主導権を握るなでしこジャパンは、早々の6分に試合を動かす。左サイドの藤野が入れたクロスは相手にクリアされるも、こぼれ球に反応した長野がダイレクトで狙う。すると、シュートコース上にいた田中が触ってコースを変えて、早速ゴールネットを揺らした。

 その後もオーストラリアを圧倒するなでしこは、26分には右サイドに流れた長野のクロスから田中がヘッドで合わせる。これはクロスバーに嫌われたが、次々にチャンスを作り出していった。すると32分、左サイドの北川が入れたアーリークロスに田中が反応。相手ディフェンスがこのボールに被ってしまったところを見逃さず、滑り込みながら蹴り込み2点リードで試合を折り返した。

 交代なしで迎えた後半は、一転してオーストラリアが保持する展開に。しかし最初のチャンスはまたもなでしこで、49分に田中のクロスに反応した浜野が、ワントラップから右足を一閃。ボックス手前から放ったミドルシュートは惜しくも枠を外した。しかし52分、ワンタッチパスの連続で左サイドを攻略すると、最後は田中の折り返しに浜野が合わせて3点目を奪った。

 大きくリードしたなでしこジャパンは60分、藤野と長野を下げて、植木理子(ウェストハム)と宮澤ひなた(マンチェスター・ユナイテッド)を送り出す。直後の62分には植木が、ボックス手前から右足を振り抜く積極性を見せた。71分には浜野を下げて、松窪真心(ノースカロライナ・カレッジ)が起用される。

 75分、右CKのチャンスでショートコーナーを選択。北川が入れたインスイングのクロスに、南が高い打点のヘディングシュートを叩き込んで4点目を奪う。85分には田中と高橋を下げて守屋都弥(エンジェル・シティ)、籾木結花(レスター)を投入して交代カードを切り終えた。

 なでしこジャパンは最終的にオーストラリア女子代表を4-0で撃破し、「2025 SheBelieves Cup」で白星スタート。大会は残り2試合で、日本時間2月24日にコロンビア女子代表、同2月27日にアメリカ女子代表と対戦する。 
ABEMA/2025 SheBelieves Cup)

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