【ブンデスリーガ】キール 0-2 レヴァークーゼン(日本時間2月22日/ホルシュタイン・スタディオン)
キールのFW町野修斗が絶体絶命のピンチを救った。レヴァークーゼンがコーナーキックから決定機を迎えた場面で、日本人FWは枠内に飛んできたFWパトリック・シックのヘディングシュートを頭でクリア。見事なカバーリングで失点を防いでいる。
日本時間2月22日に最下位と苦しむキールは、ホームで昨季のブンデスリーガ王者レヴァークーゼンと対戦。2トップの一角で先発出場した町野は、キックオフ間もない時間に守備で見せ場を作る。
レヴァークーゼンがコーナーキックのチャンスを得ると、DFアレハンドロ・グリマルドのクロスをチーム得点王のシックが頭で合わせた。
チェコ代表FWが叩きつけたヘディングシュートは枠内に向かったが、これを好判断でカバーに回った町野がゴールライン手前でクリア。彼が触ることができなければスコアが動く可能性が高かったところで、1点を防ぐファインプレーを披露した。
この好プレーに視聴者は「町野神クリア!」「すげえええ」「よく守った!」「町野これはエグい」「これは実質町野の1点」「伊藤もこんなプレーしてたなw」とコメント。キックオフ直後の神クリアに大興奮の様子だった。
町野のクリアで何とか失点を防いだキールだったが、直後の9分にレヴァークーゼンFWアミン・アドリがゴール前でクオリティをみせてアウェイチームが先制に成功。45分にも追加点が生まれ、昨季王者が2ー0と快勝している。
キールとしては試合を通して4本のシュートに留まるなど苦しい転回が続いた中で、試合後に町野はABEMAの独占インタビューに登場。レヴァークーゼンとの差について聞かれると、「技術的なところもボール持った時の冷静さ、簡単にミスしてくれない。僕らはミスが多くてなかなか難しいと思います」と振り返った。それでも最後は「怪我人が多くなってきているので、コンディション整えて全員がピッチに立って、”やってやるぞ”と見せなければいけない」と、目標である残留に向けて前を向いてインタビューを締めくくっている。(ABEMA/ブンデスリーガ)
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