【明治安田J1リーグ】鹿島アントラーズ 4-0 東京ヴェルディ(2月22日/県立カシマサッカースタジアム)
鹿島アントラーズのFW鈴木優磨がFWレオ・セアラと2人でドヤ顔&腕組みポーズ。昨季までライバルだった両者が並び立つ“相棒”として歓喜する姿がファンの話題を集めている。
注目のシーンは、鹿島アントラーズが東京ヴェルディをホームに迎えた明治安田J1リーグ第2節、2-0で迎えた42分だ。鈴木が、思わぬ形で今季初得点のチャンスを得た。
2点リードの鹿島が右サイドを起点に攻め込みレオ・セアラがPKを獲得すると、背番号9はハットトリックが懸かる場面で、鈴木にキッカーを譲ったのだ。これを受けた背番号40は、今季初ゴールのチャンスを前に、深呼吸をした後、細かなステップでの助走から右足を一閃。東京VのGKマテウスの逆を突いて鋭いシュートを左隅に突き刺してみせた。
ゴール直後に鈴木はコーナーフラッグの方へ走り、人差し指でこめかみを指すお馴染みのパフォーマンスを披露。すると次の瞬間、背番号40はPKを譲ってくれたレオ・セアラと横並びになり、腕を組みながらドヤ顔で決めポーズ。その後、満面の笑みでブラジル人FWに抱きつき、“プレゼント”への感謝を表現した。
実況・野村明弘氏は「エース2人でこのセレブレーションです」と伝えた後、「今シーズンどれだけ取ってくれますかね?」と問いかけると、解説・名良橋晃氏は「注目度の高い2トップですし、前半に互いにゴールを奪えたことは大きかったと思います」と話した。
復活を期す今季の鹿島において、その象徴となる2枚看板の仲睦まじい姿に、ファンもSNSで反応。「優磨とレオセアラの2shotマジかっけー」「優磨PKナイス」「レオと優磨が一緒にセレブレーションしてんのやばいクソ泣けてきた」「他チームだった時あんなバチバチだったのに」「上田綺世が移籍して以来の優磨の相方決まったかな」と歓喜の声を挙げていた。
なおその後、鈴木は75分にもネットを揺らし、鹿島がホームで4-0の大勝を収めた。
(ABEMA de DAZN/明治安田J1リーグ)