【2025 SheBelieves Cup】コロンビア女子代表 1－4 日本女子代表（日本時間2月24日／ステートファーム・スタジアム）
なでしこジャパン（サッカー日本女子代表）の新星・19歳のMF谷川萌々子が開始18秒で放ったスーパーミドルシュートが、日本だけでなく海外でも話題になっている。
なでしこジャパンは日本時間2月24日、アメリカ開催の4か国対抗戦「2025 SheBelieves Cup」（シービリーブズカップ）の第2戦でコロンビア女子代表と対戦。衝撃のゴラッソが飛び出したのは、キックオフからわずか18秒だった。
なでしこのキックオフでスタートすると、バックパスを受けたGK平尾知佳が前線に大きく蹴り込む。このボールはコロンビア陣内で競り合う格好となり、セカンドボールをコロンビアのMFレイシー・サントスが回収した。そこへMF三浦成美、FW田中美南、谷川の3人で囲い込んでボールを奪取。そこから抜け出した谷川が、GKの位置を確認して一気に左足を振り抜いた。
ゴールまで約30mほどの距離から放たれたミドルシュートは、弾丸のように一直線にファーサイドへ。コロンビアのGKルイサ・アグデロが身体を目一杯伸ばして横っ飛びするも、ボールは手の届かない“神コース”を通過し、豪快にズバンとサイドネットを揺らした。
衝撃のゴールには日本のファンたちも大興奮。SNSでは「谷川萌々子、マジ神！開始18秒のゴール、鳥肌たったわ。迷いがない。天才か？！」「凄すぎるにもほどがあります。」「衝撃があまりにも大きい」「サッカーファン全ての期待に応えるゴラッソ」「バケモンやん」「ゴラッソ常連の谷川萌々子」などの声が出るなど、まさにインパクト絶大だった。
さらに、アメリカ主催のため「U.S. Women's National Soccer Team」（アメリカ女子代表）の公式Xもこのゴールを紹介。海外のファンたちからも衝撃を受けたようで、「19歳では地上最高」「信じられない」「なんて素晴らしいゴラッソだ！」「彼女はロングシュートが得意。オリンピックのブラジル戦でも今回のようなゴールを決めた」「彼女は本物の天才だ」「サッカー界のステフィン・カリーだ」などの声が上がっている。ちなみに、ステフィン・カリーはバスケットボールNBAのスター選手で、3Pシュートの名手として知られる。
なお、谷川は8分にCKから田中のゴールをアシストするなど、1ゴール・1アシストの活躍を見せて69分に交代でベンチに下がった。谷川の活躍もありコロンビアを4－1で下したなでしこジャパンは、2月27日の大会最終戦でアメリカ女子代表と対戦する。FIFA女子ランキング1位の最強チームを相手に、谷川がどんなプレーを見せるのか楽しみだ。
（ABEMA／2025 SheBelieves Cup）
