【ラ・リーガ】ソシエダ 3-0 レガネス(日本時間2月24日/アノエタ)
ソシエダの日本代表MF久保建英が、バルセロナユース時代のチームメイトを力強いドリブルでぶち抜いてみせた。
ソシエダがホームにレガネスを迎えたラ・リーガ第25節、1-0のリードで迎えた22分のことだ。右WGで先発出場した久保は、前半途中に右SBから左SBにポジションを移していたレガネスのDFアドリア・アルティミラとマッチアップする機会が増えていた。
同じ2001年生まれの彼らはバルセロナユース時代のチームメイトであり、U-12在籍時には来日してJリーグクラブのジュニアユースチームとの試合にも出場した経験がある。若かりし日に同じ時間を過ごした元同僚同士が対峙するシーンが盛り上がる。
右サイドのタッチライン際にて、後ろ向きの状況でパスを受けた久保は、ヒールでMFアルセン・ザハリャンにボールを預けた。そこからオーリ・オスカールソンとの連携で再びパスを受けると、アルティミラに体を寄せられた状態で強引にドリブルで斜めに仕掛けた。
互いにユニフォームと体をつかみ合う激しいマッチアップとなった中でも、体勢を崩されることなく、力強いドリブルでバイタルエリアに進入。最後はアルティミラの足が引っかかる形でファウルを獲得した。今季の久保は、この場面のようにドリブルでの力強さが以前と比較しても増している。48分には強引な仕掛けからゴラッソを叩き込み、3-0の勝利に大きく貢献した。なお、次節バルセロナ戦は累積警告の影響で出場することができない。
(ABEMA de DAZN/ラ・リーガ)