その後は、小野と小原が選んだおすすめシーンとともにこれまでのストーリーを振り返るコーナーへ。ウチムラとウルマンダーが現世と異世界での文化の違いからすれ違うシーンや、ウチムラが四天王メンバーと打ち解けていくシーン、鈍感なウチムラと初々しいウルマンダーとのラブ(?)なコメディシーンがあがるなか、ともにアニメオリジナルだという居酒屋シーンもセレクト。小原は「アニメオリジナルなので、最初に台本が来たとき戸惑ったんですよ。知らない!って(笑)でも我々にとったらオアシスというか、一番楽しみにしていましたっていうシーンでもあったので選びました」と話し、笑いを誘う。

 また制作の裏話も。制作から細やかなディレクションを受けていたという2人。小野は「オーディションをせずに、今回ご指名をいただいて挑戦をさせていただくことになって」と直接のオファーであったことを明かし、「それだけあって、音響監督さんとか監督のこだわりや、思いを現場ですごくぶつけていただきながら収録をして。役者同士の葛藤もあったりしながら精一杯録らせていただきました」と熱く語った。

小野友樹&小原好美、おつまみトークに飲みゲーで大はしゃぎ!

 ほかにも番組内では、作品にちなみ居酒屋をテーマにしたコーナーが実施され、メニュー表のおつまみの裏に隠されたテーマでトークを繰り広げる「居酒屋おつまみトーーーク!」では、2人が「新サラリーマンに向けたおすすめアイスブレイク術」を語る場面も。小野は、転勤族だったと話し、その場の環境にすぐに馴染むスキルには長けているとアピール。しかし、そんな小野から語られたトーク術は「ガッツです!」というまさかの回答で、MCの天津飯大郎さんから思わず「すごい…根性論だった!」とツッコミが炸裂。スタジオは笑いに包まれる。

 また小原さんもアフレコスタジオでの“アイスブレイク術”を披露。仲良くなりたい人の隣にいきなり座り、「お話したい内容はないんです。ただ仲良くしたいなって思って。でも話題が浮かばなくてちょっとパニックなんです」とストレートにぶつけ距離を縮めているそうで、「私も根性論でいくタイプですね」と語った小原。「でもこれを表で言っちゃうと、あれは全部手口だったのかってばれますよね」とツッコミを入れる小野に、小原は即座に「手口です!」と返し笑いを誘いつつ、「仲良くなりたいってことです!」と訴えた。

 さらに、3人でさまざまな“飲みゲー”を実践し、どれが一番盛り上がるのか判定していく「第1回・飲みゲー盛り上がりランキング!」と題したコーナーも。「炙りカルビゲーム」「上げっぱなし指スマ」などの飲みゲーで、悶絶級だという“激苦茶”の罰ゲームをかけた大白熱の対決が繰り広げられた。

『TVアニメ「サラリーマンが異世界に行ったら四天王になった話」特番』概要
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