【写真・画像】「別格だわ…」谷川萌々子の“スケールでかすぎ局面打開”に騒然「未来のバロンドール」「19才とは思えぬ落ち着き」なでしこ超新星が圧巻のトラップ→ソフトタッチで敵翻弄 1枚目
【映像】なでしこジャパンvsアメリカ戦(生中継)
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 歴史的勝利なるか。「2025 SheBelieves Cup」(アメリカ開催の4か国対抗戦)に参戦するなでしこジャパン(サッカー日本女子代表)が日本時間2月27日、大会最終戦でアメリカ女子代表に挑む。

【映像】なでしこジャパンvsアメリカ戦(生中継)

 FIFAランキング8位のなでしこジャパンはここまで、オーストラリア女子代表を4-0、コロンビア女子代表を4-1で下して2連勝。デンマーク人のニルス・ニールセン新監督が指揮を執る最初の活動にも関わらず、守備では連動したハイプレス、攻撃では細かいパスワークがすこぶる機能する。第1戦はMF長谷川唯など実に9人が絡んで13本のパスを繋いで決めた「バルサ風スーパー連携ゴール」、第2戦はMF谷川萌々子がキックオフ18秒で叩き込んだ「30m弾丸ミドルシュート」と、2つのゴラッソも大きな話題となった。

 一方、FIFAランキング1位のアメリカ女子代表も、ここまで同じく2連勝(コロンビアに2-0、オーストラリアに2-1)。一時代を築いたMFミーガン・ラピノーやFWアレックス・モーガンがすでに現役引退し、今大会は2024年パリ五輪で金メダル獲得に貢献したMFローズ・ラベルやFWマロリー・スワンソン、FWトリニティー・ロッドマンなど主力の大半が不在で若手主体のチームだが、ワールドカップと五輪で優勝が計9回の実績は伊達ではなく若手も粒揃いで、現世界チャンピオンでもある。

 ニールセン監督はアメリカ戦に向け、「アメリカは隙を見せるとそこを突いてくるので、日本の得意なパスゲームではミスを減らすことが重要です。コロンビア戦のようにミスが多くなると失点に直結する」とコメント。ボールポゼッションの質がより一層に求められるとなると、やはり中盤の要である長谷川や長野風花が試合のキーマンになる。この2人と一発がある19歳の新星・谷川をいかに共存させるか、もしくは使い分けるかも注目ポイントだ。最前線では2試合で4ゴール・3アシストと絶好調のFW田中美南の打開力/決定力に期待したい。

 ちなみに、なでしこジャパンは過去、対アメリカ戦で1勝8分31敗(PK戦は引き分け扱い)/30得点・111失点と大きく負け越している。唯一の勝利は2012年のアルガルベカップで、最後の対戦であるパリ五輪準々決勝(延長戦の末に0-1)を含めて直近は13戦未勝利(4分9敗)だ。

 何度も打ちのめされてきた最強アメリカから歴史的な勝利を収め、なでしこジャパンは5回目の出場にして「SheBelieves Cup」で初優勝を飾れるか(得失点差で優っているため引き分けでも優勝)。注目の一戦は、日本時間2月27日の昼12時30分にキックオフされる。

ABEMA/2025 SheBelieves Cup)
 

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コロンビア女子代表vsなでしこジャパン 試合ハイライト
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