「なぜ落ちる…」「なぜ受かると思う」賢いのにペーパーテストに落ちてしまう、「薬屋のひとりごと」猫猫らしい理由

　アニメ「薬屋のひとりごと」は、主人公・猫猫（CV：悠木碧）が薬師としての豊富な知識と深い洞察力で様々な事件を解決していく物語だ。そんな猫猫なら勉強も得意そう……に見えるがそうでもないようで、第13話であっさり試験に落ちていた。
　後宮を解雇された後、壬氏（CV：大塚剛央）に身請けされる形で宮廷に戻ってきた猫猫は、壬氏から官女になるための試験を受けるように言われる。
　毒と薬に関しては驚くほど才覚を発揮する猫猫だが、自分でも「興味がないものの物覚えは人並み以下」というほどその能力は偏っている。猫猫は試験までに武官の高順（CV：小西克幸）に宮中を案内してもらい、建物の名前や部署のことなどを教わっていった。しかし、集中力は続かず「やっぱ、後宮の方が薬の材料になるものがたくさんあったな……」と道端に生えた植物のことを考えてしまう始末。そんな調子だったため、試験の結果は不合格。「なぜ落ちる……」と呆れた様子の壬氏に対して、猫猫は「なぜ受かると思う」と落ち着いたもので、結局猫猫は壬氏の部屋付き下女となったのだった。