【明治安田J1リーグ】鹿島アントラーズ 2-1 アルビレックス新潟(2月26日/県立カシマサッカースタジアム)
鹿島アントラーズのMF舩橋佑がスライディングタックルでボールを奪取。しかし、その直後にファウルと判定された。このジャッジに、ファンの意見は真っ二つに分かれている。
注目のシーンは、明治安田J1リーグ第3節でアルビレックス新潟と対戦した83分のことだ。1点リードの鹿島が相手陣内でボールを奪う姿勢を打ち出すと、中盤での強烈な球際の争いから物議を呼ぶ判定が生まれる。
途中出場の舩橋は、鹿島のMF樋口雄太、MF知念慶、MF小池龍太が相手陣内の右サイドで激しいプレスに連動。新潟がDF稲村隼翔、MFミゲル・シルヴェイラ、MF宮本英治のパス交換でそのプレスを掻い潜ろうとしてきたところを狙っていた。
背番号20は、ゴメスから宮本へのパスが長くなったことを察知すると、全力スプリントでボールに寄せてスライディングタックル。宮本と交錯しながらもボールを突いて前方のFWレオ・セアラに繋ぎ、新潟のビルドアップを止めた。
ボールにアタックしたタックルは完ぺきなものに見えたが、主審がファウルを示す笛を鳴らした。鹿島の選手は両手を広げて異議を唱え、新潟の選手がカードを提示するジェスチャーでアピール。その際に宮本は倒れ込んだまま動けない。
舩橋のスライディングタックルがルーズボールを捉えた後、舩橋の身体が宮本の膝にヒットしていた。解説の佐藤悠介氏は「一つひとつのボールへの反応が鹿島の選手の方が早いので、先に身体にぶつかったように見えたんでしょうね。正当にいってるような感じはしますし。最終的に船橋の滑った身体が宮本にぶつかってはいるんですけど」とコメントした。
最終的に、宮本は悶絶したまま立ち上がれず、担架に乗ったまま交代してピッチを退くことになった。
激しい球際が生んだジャッジに、ファンがSNSで反応。「大袈裟すぎんだろ」「ファールって言ってるやつ目ついてる?」「船橋ないすチャージ」「誘ってるな」「ファールないだろ!」「先にボール触ってますけど」「ボール先に行って体が流れちゃったなぁ」「ねぇだろコレはww」「ボールいってます」と納得のいかないものもあれば、「ファールだろ!目ある?」「ファール100%」「ファールじゃないならやばいこれ」「ふぁーるじゃん」「足裏入ってるよ」と危険性を主張するものも見られ、まさに意見真っ二つとなった。
試合はそのまま終了。鹿島が2ー1で新潟を退け、ホーム2連勝を達成している。
(ABEMA de DAZN/明治安田J1リーグ)





