【セリエA】ウディネーゼ 1-0 パルマ(日本時間3月2日/スタディオ・フリウーリ)
パルマに所属する日本代表GKの鈴木彩艶が、見事なセーブでチームを救った。圧巻の反射神経で窮地を防ぎ、現地メディアからも好パフォーマンスを大絶賛されている。
パルマは日本時間3月2日にセリエA第27節でウディネーゼと対戦。開始早々の8分にピンチを迎えた。ウディネーゼのMFアルトゥール・アッタがボックス手前でタメを作ると、右サイドでフリーになっていたMFサンディ・ロヴリッチにパスを供給する。
ロヴリッチは右サイドのボックス横からダイレクトでマイナス気味のクロスを送ると、MFフロリアン・トヴァンが頭で触ってパルマの守備ラインの裏へ。このボールに反応したアッタが振り向きざまのボレーシュートを放った。
3mほどの至近距離からの強烈なシュートだったが、鈴木はワンバウンドしたボールに即座に反応。身体を倒しながら圧巻の反射神経でセーブする、さらにこぼれ球にもすかさず反応してキャッチし、ピンチを防いでみせた。ウディネーゼにとっては絶好機のチャンスだっただけに、アッタは思わず頭を抱えていた。
このプレーにはファンも、ファンも大絶賛。SNSには「化け物セーブすぎる」「安定感が増しに増してる」「これ止めるのはエグい」といったコメントが集まった。また、現地メディア『Parma Live』もテキスト速報の中で、「スズキがパルマを救うセーブ!アッタが絶妙の位置からターンしてシュートを放つ。しかし、日本人GKが2段階の好セーブでのピンチを救った」と同シーンを伝えている。
この日の鈴木は38分にPKから失点してチームも0-1で敗れたものの、PK以外の枠内シュートは全てストップ(4本)するなど好セーブを連発。『Parma Today』 の個人採点ではチーム最高の「7」で、「最初の25分間で、少なくとも3つの好セーブを見せた。その後もチームを支えた。最高だ」と大絶賛だった。
最近の鈴木はパフォーマンスが向上し、パルマの2月度月間最優秀選手にも選出されている。日本代表守護神の活躍に引き続き注目だ。
(ABEMA de DAZN/セリエA)





