【ラ・リーガ】マジョルカ 1-1 アラベス(日本時間3月3日/ソン・モイシュ)
マジョルカのFW浅野拓磨が、持ち前のスピードを生かした超速プレスで相手GKへと襲いかかった。
注目のシーンは、マジョルカが第26節でアラベスを本拠地のソン・モイシュへ迎えた59分のことだ。9分にリーグ初ゴールを挙げた浅野は守備でも存在感を放った。
アラベスのDFアブデル・アブカルは敵陣でセカンドボールを回収すると、マジョルカのDFアントニオ・ラトーレ・グルエソがプレスをかけてきたため、GKアントニオ・シベラへ大きくバックパスをした。
サバンナに生息する“ジャガー”のごとく、浅野はこの瞬間を逃さなかった。ハーフウェーライン付近から、一気に加速。そのままボールを奪い取ろうかという勢いで、相手GKへプレスをかけた。その姿を、実況の藤田崇寛氏は「猛然と追います、浅野!」と伝えている。
“襲撃”を受けたアントニオ・シベラは前方へたまらずボールを大きく蹴り、マジョルカのDFマルティン・ヴァルイェントがこれを回収。浅野のスプリントが相手の攻撃をストップさせた。このプレーに、ファンはSNSで反応。「怖すぎるだろ」「速いな」「さすがジャガー」「ホラー映画かよ!」といったコメントで溢れた。
ゴールでも、守備でも貢献した浅野は65分までプレー。しかしマジョルカは、浅野が退いた直後の68分に同点ゴールを決められ試合は1-1のドローに。2試合ぶりの勝利とはならなかった。(ABEMA de DAZN/ラ・リーガ)
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