【ラ・リーガ】マジョルカ 1-1 アラベス(日本時間3月3日/ソン・モイシュ)
マジョルカのFW浅野拓磨がラ・リーガの舞台で“初めて”お馴染みのジャガーポーズを披露した後、四方のスタンドへ向かって深々とお辞儀をした。
浅野のお辞儀パフォーマンスが飛び出したのは、ラ・リーガ第26節アラベス戦の9分で初ゴールを挙げた時だ。
右サイドでDFパブロ・マフェオが入れたロングスローをきっかけに、ボックス内は混戦状態に。そこでこぼれ球に反応した浅野が右足で豪快にボレーを放つと、シュートはDFの間を抜けてゴール右上へと刺さった。
ネットが揺れたのを確認した瞬間、浅野はサポーターが見守るスタンドの方へと走りながら、両手を顔の横へ構えてジャガーポーズ。後ろから仲間たちの祝福を受け、ゴールを呼び込んだボールを投げ入れたパブロ・マフェオと抱き合う。
そして、歓喜の輪がひとしきり落ち着くと浅野は各スタンドに向かって、丁寧にお辞儀。今シーズン開幕前に、ドイツのボーフムからマジョルカに移籍した日本代表FW、開幕からスタメン出場を続けるも、途中にハムストリングを負傷するなど度重なる怪我に悩まされてきた。そんな中、加入後15試合目でようやく最初の一発を決めることができ、サポーターの前で改めて“挨拶”を行った。
このパフォーマンスに、ファンはSNSで反応。「お辞儀は泣く」「これは泣く」「これが浅野拓磨という人」「どちゃくそシュートが上手い 四方にお辞儀しているのがとても印象的」「タクマの人柄やね」「かっこよすぎ」といったコメントで溢れた。
記念すべきゴールを挙げた浅野は65分までプレー。マジョルカは68分に失点を喫し試合は1-1の引き分けに。勝てはしなかったが、浅野のゴールがチームに勝ち点1をもたらした。(ABEMA de DAZN/ラ・リーガ)
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