【ブンデスリーガ】アウクスブルク 0-0 フライブルク(日本時間3月3日/SGLアレーナ)
フライブルクの日本代表MF堂安律が、相手を手玉に取るヒールパスでスタジアムを沸かせた。ボックス手前の位置で見せたワンタッチパスに、相手選手もたまらずファウルで止めると、ファンからは絶賛の声が上がっている。
堂安はブンデスリーガ第24節でアウクスブルクと敵地で対戦。リーグ戦4連勝を目指すチームの中で、自身2戦連発となるゴールに期待がかかった。しかしこの日は守備に回ることが多く、前半は持ち味の攻撃性を発揮できず。それでも後半からは高い位置を取るようになると、ゴールレスで迎えた69分に圧巻のプレーを見せる。
ハーフウェイラインに最終ラインを敷くフライブルクは、DFマティアス・ギンターがボールをコントロール。アウクスブルクの中盤に吸収される格好となった堂安へ、ズバッと縦パスが通された。ボールを呼び込む間に何度も首を振って状況を確認した日本代表アタッカーは、DFセドリック・ツィズガーの食いつきを予測して、ワンタッチヒールパスを出し、相手を剥がしてボールをもらい直そうとする。
堂安のヒールパスはMFマーリン・ロールの足元へピタリ。狙い通りに折り返しのボールが出され、堂安が突破しかけた次の瞬間、ツィズガーがたまらずに堂安を引き倒した。
このプレーにSNSのファンたちは「うめえええ!」「上手すぎるだろ」「ワンタッチヒールがエグすぎ」「堂安の良さが出たな」「ちゃんともらい直そうと動いてるの偉い」「これは相手も引っかかるな」「何このうまさw」「相手を振り解けていたら1点だったな」「いい連携だ!」と堂安のプレーを絶賛する声が多く見られた。
この日の堂安は右のウイングとしてフル出場。29本中25本のパスを通すなど成功率86%を記録し、11回のデュエルで9回に勝利するなど攻守にわたって貢献した。(ABEMA/ブンデスリーガ)
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