【写真・画像】201cm巨人が激昂! 鈴木彩艶の“超反応セーブ”にファン大興奮「宝石だ」「日本代表も10年安泰」「バケモノやん」絶体絶命の1対1で強烈弾シャットアウトの瞬間 1枚目
【映像】鈴木彩艶の「極上バックスピンパス」
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セリエA】ウディネーゼ 1-0 パルマ(日本時間3月2日/スタディオ・フリウリ)

【映像】鈴木彩艶の「極上バックスピンパス」

 パルマに所属する日本代表GKの鈴木彩艶が、ミドルレンジの正確すぎるパスを供給。ファンの間で話題となっている。

 パルマはセリエA第27節でウディネーゼと対戦。23試合連続で先発した鈴木は38分にPKから失点を喫したが、48分にキックで魅せた。

 鈴木は自ボックス内の左に出されたバックパスを細かなステップを踏んでレシーブ。右足のインサイドでボールを右足の前に置き、顔を上げて味方の位置とプレスを掛けてくるウディネーゼのFWフロリアン・トヴァンの位置を確認。すると、小股2歩の助走から右足をコンパクトに振った。

 右足のインステップに丁寧に乗せるようにして放ったボールは、鈴木の右前方へ中弾道で飛んでいく。美しいバックスピンが掛かり、タッチライン沿いに立つ右サイドバックのDFジョヴァンニ・レオーニの足元にピンポイントで届いた。パスを受けた背番号46はパスに合わせてわずかに動いただけだった。

 鈴木のフィードを受けたレオーニはDFボトンド・バログとワンタッチパスを交換して、ウディネーゼのプレスを完全回避。パルマがウディネーゼのプレスの圧力を受けていた中、守護神が最後尾からのキックで局面打開の一助を担ったのだった。

 60-80m級のロングフィードで攻撃の起点にケース多い鈴木だが、20m級のミドルフィードも正確無比。SNS上のファンは、「ミドルパスいいね」「お見事」「相手の視点を意識してパスを出すことを意識し始めてる」「キック精度と組み立て意識がレベルアップしている」「相手にいたら絶対に嫌なGK」などと反応していた。

 この日の鈴木はPKから失点してチームも0-1で敗れたものの、ビルドアップで貢献したうえ、PKを除く全4本の枠内シュートを全てストップ。現地メディア『PARMA live』での個人採点ではチーム最高の「6.5」が付けられ、「PKは上手くトバンに決められたものの、それ以前に彼は一連の効果的なセーブでパルマを浮上させていた。彼は最近の試合で自信を取り戻したようだ」と寸評された。また、『Parma Today』は7点、『UTTO mercato WEB』は6.5点と、他のイタリア・メディアでも軒並み高評価だった。

 ミラクルセーブが多かった2月は、ファン投票によるチーム月間最優秀選手にも選ばれた鈴木。パルマを目標の残留に導けるか(27節終了時点で残留圏内ギリギリの17位)。次節はホームでトリノと日本時間3月8日に対戦する。

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