アムロ・レイ(CV:古谷徹)の強さは、今でこそファンの間から“宇宙世紀最強のニュータイプ”と評されるほどだが、彼は多くの仲間に支えられてきた。なかでも、あのシャア・アズナブル(CV:池田秀一)を撃退した奇跡の男、ウッディ・マルディン大尉(CV:田中秀幸)の功績は大きい。
【映像】シャア専用ズゴックを撤退させた伝説の一撃(19分18秒ごろ~)
第29話では、南米ジャブローの地球連邦軍本部でホワイトベースが修理を受けていた最中に、ジオン公国軍が侵攻してきた。シャアも専用ズゴックで基地内に潜入し、ホワイトベースを基地もろとも叩き潰すつもりでいた。
ジオン軍の侵入を知ったウッディは、即座にホワイトベースの修理を中断させ、作業員に防衛を指示。「マチルダが命を賭けて守り抜いたホワイトベースを私の前で沈めさせることはできん!」と、自身も最前線へと向かった。
量産型モビルスーツのジムや戦車が爆風で吹き飛ばされるなか、ウッディが乗り込んでいたのはなんと戦闘用ホバークラフト「ファンファン」だった。対モビルスーツ戦にはあまりにも非力な機体である。しかし、ウッディはそれでも前線へと突撃する。
シャアが無双する戦場にたどり着いたガンダムのアムロはホバークラフトを見るなり、「ホバークラフトは無理です! 下がってください!」と警告する。さらに、搭乗者がウッディだと気づくと、シールドで行く手を阻もうとした。だが、ウッディはそれをすり抜け、なおも前進を続けた。
ウッディ大尉が決死の一撃でズゴックを撃退






