【映像】久保建英、絶妙CKでハンド誘発→PK獲得の瞬間
【映像】絶妙CKでハンド誘発→PK獲得の瞬間
この記事の写真をみる(7枚)

【UEFAヨーロッパリーグ】ソシエダ 1-1 マンチェスター・ユナイテッド(日本時間3月7日/アノエタ)

【映像】絶妙CKでハンド誘発→PK獲得の瞬間

 ソシエダの日本代表MF久保建英が、PKを誘発する高精度クロスを通した。ピッチ上の誰も気づいていなかったハンドのシーンは、VARが介入して明らかに。解説の林陵平氏も「VARでしかPKだとわからない」と驚いたプレーにファンたちが反応している。

 久保はUEFAヨーロッパリーグ・ベスト16の1stレグ、マンチェスター・ユナイテッド戦に右のウイングとして先発出場した。57分に失点して迎えた67分、久保の左足から放たれたクロスボールが得点に繋がる。

 左CKのキッカーを務めた久保は、左足でアウトスイングのボールを蹴り込む。鋭く曲がりながら落ちたボールに対して、DFナーイフ・アゲルドが頭から飛び込んだ。しかし競り合ったMFブルーノ・フェルナンデスに当たってボールはかき出され、運び出したFWアレハンドロ・ガルナチョが倒されてプレーが止まる。

 するとここで主審がVARと交信。実況の安井成行氏と解説の林氏はどのシーンの検証かわからず、主審がOFRを宣言した際に林氏は「どこだ?どこだ?」と口にしたほど。

 検証されたのは、アゲルドとブルーノの競り合ったシーン。映像によりクロスボールがブルーノの左手に当たっていることが発覚し、主審もわずか数秒の確認でPKを宣告。スタジアムからは大歓声が起こっている。

 林氏が「これはVARでしかPKだとわからない」という通り、プレーしていた選手たちも気づかないほど。するとABEMAのコメント欄やSNSのファンたちは「かわいそうだけどこれは当たってる」「誰も分かってなかったなw」「これってブルーノしか分かってなかったのかな?w」「誰もアピールしてなかったから全くスルーしてた」「当たってたのかー」と驚きの声が。

 またこのクロスボールを蹴り込んだ久保に対しては「久保のクロスからか!」「久保の高精度クロスから!」「久保のクロスから手に当たってたのか!?」「実質久保」と称賛の声が寄せられている。

 ソシエダは、このPKのチャンスをFWミケル・オヤルサバルが冷静に決めて同点に。試合はそのまま終了のホイッスルを迎え、ソシエダがドローに持ち込んだ。注目の2ndレグは3月13日にオールド・トラッフォードで行われる。
(ABEMA/WOWSPO/UEFAヨーロッパリーグ)

この記事の画像一覧
この記事の写真をみる(7枚)