【UEFAチャンピオンズリーグ】パリ・サンジェルマン 0-1 リヴァプール(日本時間3月6日/パルク・デ・プランス)
リヴァプール所属のMF遠藤航が、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)で相手のクロスを完璧にブロック。百点満点の守備にファンが注目している。
リヴァプールは日本時間3月6日、CLラウンド16・1stレグでパリ・サンジェルマン(PSG)と対戦。遠藤は79分から途中出場し、87分にMFハーヴィー・エリオットが先制点を挙げた中、90+5分に右サイドから攻め込まれた。
PSGのFWデジレ・ドゥエが高速シザースからのダブルタッチで、DFトレント・アレクサンダー=アーノルドとエリオットを同時に突破し、ボックス内の右に踏み込んできたのだ。
しかし、遠藤が立ちはだかった。ゴールとボールを結んだ線上に立って構えると、ドゥエがシザースでリズムを変えながら縦突破を仕掛けてきたが、背番号3は重心を落としながら細かなサイドステップで並走。そして、キックのインパクトに合わせて右足で面を作り、クロスを完璧にブロックしてみせたのだ。
安定感抜群の守備を見せた遠藤は、駆け寄ってきたDFイブラヒマ・コナテに背中を叩かれる称賛を受け、パリに駆けつけたリヴァプール・サポーターからも大歓声が上がった。
実況の横内洋樹氏が「ここも遠藤がしっかりと足を出します」と伝えると、解説の坪井慶介氏は「途中で入ったドゥエは積極的で自分に与えられた役割を理解して、すごく良いプレーをしていると思いますけど、そこに対して今の遠藤は良かったですね」と称えていた。
この好守には、ファンがABEMAのコメント欄やSNSで反応。「遠藤まじ壁やな」「遠藤が世界にバレていく」「PSG相手にこのクオリティでやれるのすごすぎる」「神ブロック」「正解を出し続ける遠藤に泣けてきた」「遠藤、ファンダイク、アリソンいたら負けんくね?」「あそこで飛び込まない遠藤」「まさに守備の職人」「番犬すぎる」「蓋すぎる」「もうバケモンやろ」「鉄壁すぎる」「ドゥエすらも抑える遠藤すげぇよまじで」と称賛の嵐が巻き起こっていた。
ピンチになりかける場面をことごとくクリーンな対応で防いだ遠藤は、タイムアップの笛が鳴るまで集中を切らさず、1-0の勝利に大きく貢献。地元メディア『Liverpool.com』も、日本代表MFを個人採点7と高く評価し、「彼にぴったりのゲームだ。残り時間が迫る中、身体を張って重要なタックルを2回も決めた」と称賛した。
アウェーで先勝したリヴァプールは、2ndレグ(日本時間3月12日)で本拠地アンフィールドに戻る。ベスト8進出がかかったこの一戦でも、遠藤の守備力は重要なものとなりそうだ。
(ABEMA/WOWSPO/UEFAチャンピオンズリーグ)
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