【明治安田J1リーグ】柏レイソル 1－3 鹿島アントラーズ（3月8日／三協フロンテア柏スタジアム）
【実際の映像】レオ・セアラが「超人パワーヘッド」を叩き込んだ瞬間
鹿島アントラーズのFWレオ・セアラが、パワーヘッドで先制点をゲット。セレッソ大阪から新加入した点取り屋の力強く頼もしいフィニッシュにファンが歓喜している。
鹿島は3月8日、J1リーグ第5節で柏レイソルを3－1で撃破。勝利の立役者となったのが、移籍後初のハットトリックを記録したレオ・セアラだ。中でも注目されたのが、26分に決めた先制ゴールだった。
FW鈴木優磨のポストプレーとスルーパスを起点に左サイドから押し込み、波状攻撃を仕掛けると、背番号9が抜群の決定力を発揮する。一度はクロスがカットされた後の二次攻撃で、レオ・セアラはペナルティーエリア内で再び動き直す。左サイドを駆け上がったDF安西幸輝がクロスを上げると、レオ・セアラはDF古賀太陽のマークを振り切き、MF原川力の頭上を通り過ぎることを瞬時に察知する。
そして、少し下がりながらスタディングヘッド。助走をつけてボールに力を加えることができない状況にもかかわらず、強烈なヘディングシュートをゴールマウスの右下隅に突き刺してみせた。
柏の守備陣が呆然と立ち尽くす中、鹿島の背番号9はジャンプしながら全力でガッツポーズ。そこに鈴木やMF柴崎岳などチームメイトが集まり、歓喜の輪ができた。
解説の永井雄一郎氏は、「クロスの質とこれを決め切るヘディングの能力ですね。戻りながらの姿勢なので強いボールを枠に飛ばすのは難しいですけど、しっかりと上体を使って抑えて威力のあるヘディングシュート。素晴らしいと思います」とストライカー目線からレオ・セアラを絶賛した。
パワフルなヘディングゴールにはサッカーファンも大注目。SNSで「レオセアラ首強すぎ」「下がりながらのヘディングの威力じゃない」「落下点を見極める力に入るタイミングがうますぎる！」「無駄に跳ばずコントロールするヘディングのセンスよ！」「コース狙う飛ばないヘディングね 点の取り方を知ってるFWって感じ」「落下地点の入り方上手すぎやろ」「中で勝負できるCFが足りなかったピース」「まるで足でシュートを打ったかのようなボールスピード」などと歓喜の声を上げた。
レオ・セアラはこのゴールを皮切りに、50分と62分にもネットを揺らしてハットトリックを達成。ブラジル人FWの大車輪の活躍には、ファンが「一緒に優勝しよう」「セアラ様ありがとう」「神様仏様レオセアラ様」「素晴らしい」「半端ないって」「マルキーニョスみたいに鹿島に合って、長く活躍しそう」などと嬉々としていた。
（ABEMA de DAZN／明治安田J1リーグ）
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