【映像】佐藤龍之介、切れ味抜群の高速ダブルタッチで3人を突破
【映像】切れ味抜群の高速ダブルタッチで3人を突破
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【明治安田J1リーグ】浦和レッズ1-0ファジアーノ岡山(3月8日/埼玉スタジアム2002)                   

【映像】切れ味抜群の高速ダブルタッチで3人を突破

 ファジアーノ岡山のMF佐藤龍之介が、鋭いドリブルで相手守備を切り裂いた。U-20日本代表から戻ってきた若武者のキレキレなプレーにファンが目を丸くしている。

 岡山は明治安田J1リーグ第5節で浦和レッズと対戦。前半は防戦一方の戦いを強いられる中で無失点に抑えたが、後半開始早々の49分に失点を喫して0ー1で敗れた。今季2つ目の黒星となったが、後半の中盤以降は浦和を押し込む場面をつくると、66分からピッチに立ったU-20日本代表帰りの背番号39が輝きを放つ。

 73分、佐藤は後ろから飛び出すようにしてボックス手前でMF神谷優太からのパスを受け、勢いそのままにゴール前に切れ込んでいく。浦和のMFとDFの間でポケットのように空いたスペースで横パスを左足でコントロールし、そのファーストタッチで前に持ち出す。ボックス内の右に潜り込み、右足のインサイドで左方向に切り返すと、そこには浦和のFWチアゴ・サンタナ、MFサミュエル・グスタフソン、MF松本泰志の3人がいた。

 しかし、背番号39は密集地であっても、厳しいプレッシャーを受けていても、全くひるまない。右足でのタッチの直後に左足のインサイドのタッチで縦に突破。切れ味抜群の高速ダブルタッチで局面を打開し、クロスを上げてCKを獲得した。

 U-20アジアカップでも解説を務めた水沼貴史氏が「おぉ」と感嘆の声を漏らし、「ああいうところは入って来れますよね。ここで積極的に勝負できるのはすごいですね」と果敢な仕掛けを評価した。

 18歳が見せたキレのある動きに、ABEMAのコメント欄でもファンたちが反応。「佐藤いいぞ!
切り裂いた!」「めっちゃいいな」「うめぇぇぇl」「こんなドリブルも出来るん?」「すげえな」と称賛の声が上がっている。

 木山隆之監督は試合後に「やっぱり質がある選手。『攻撃的に行くぞ』という中でポジショニングを含めて送り出して、1つチャンスをつくりましたけど、もっともっとやれる選手だと思います」と佐藤への期待を口にした。

 指揮官からの高い評価を得る佐藤は、今シーズンFC東京から育成型期限付き移籍で岡山に加入。埼玉スタジアム2002で公式戦に出場することは初めてだったが、「すごくワクワクした。相手の歓声でも、自分のモチベーションが上がるような環境だった。こういうところでプレーできるのはうれしいし、点を取ってシーンとさせたかった」とコメント。プレーのように堂々とした姿勢のままスタジアムをあとにした。
(ABEMA de DAZN/明治安田J1リーグ)

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