合宿では接客術勉強会やサウナでの精神統一などの軍神流のレクチャーが行われ、1日頑張ったあとには、戦力外ホストたちと山本との初めての食事会が開催された。
山本が「なぜホストを目指そうと思ったのか」と戦力外ホストたちに質問すると、早稲田大学中退のイケメンホストのレノの経歴に注目が集まった。
レノは、「18歳で大学入学するために東京に来たけど、『おもんないな』ってどこかで思っていて、すぐ休学して19歳で起業したんです」と意外な経歴を明かし、スタジオメンバーからは「企業したの!?」「やばいわ!レノ」「すげえな!」「スゴイですね」などと驚愕の声があがった。
大学を休学し、ゲームアプリの会社を企業したというレノ。仕事に向き合い、人が喜ぶものを作りたいと夢見ていたそうが、志半ばで諦めざるを得なくなったという。「何やってもうまくいかない。メンバーはマックス20人いたけど、コロナ禍でぐしゃぐしゃになって」というレノ。「結構、ギリギリまでいったことがあるんですよ。死にかけるじゃないけど」と、自らの命を断とうとしたことを告白した。
そんなとき、新米ホストとして懸命にもがく山本の姿を見て感銘を受け、ホストの世界に飛び込んだという。「裕典さんが昔色々あって、そこから活躍していたのもリアタイで見ていたし、自分どん底だったし、でも夢もあるし。正直、ホストの仕事にはめちゃくちゃ抵抗があったし、酒も飲めないし。でも、飛び込んでみたらみんないいやつで。そんな中クビ宣告されて申し訳ないですよね」と語った。
実はこれまで店の中ではほとんど喋れず、客を楽しませることができなかったレノ。本音を語るレノの姿に屋敷は「こいつ一皮むけてほしいな!」と期待を寄せた。
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