息子たちと会うべく、まずは依頼者のジムに誘い出すことに。まもなく現れた2人は整った顔立ちで、真栄田探偵も「やば!かっこいい!」と声をあげる。

 そこで、“2人の鍛えられた体をチェックする”という体で、母親をお姫様抱っこしながらスクワットをしてもらうことに。ただ、依頼者は早々に泣き出してしまい、なかなか手を離さない。

 真栄田探偵が改めて息子たちに話を聞くと、「シングル家庭やったけど、苦労している部分を全く見せなかった。それは本当にすごいなと」という尊敬の念もありつつ、「2人が一気に家を出てしまって、なおさら子離れができていないというか」「スクワットして泣くならちょっとまだ不安」と懸念点を吐露。実は長男は、家を出る時期を遅らせたそうだ。

 そうした子どもの思いと、“子離れ式”を行うことを伝えると、依頼者は言葉の意味がすぐに受け取れなかったのか、絶句。しかし、真栄田探偵が「2人はお母さんのことが大好きで、愛してますよ。ゆえに心配している。東京行きを延期して、海外に行くのを悩んで。子どもにそんな思いをさせていいですか?」と投げかけると、「ダメ、ダメ。ダメです。……子離れ式する」と決断した。

意を決して“子離れ式”を開催