「デブリ取り出しだけではない」 福島第一原発の廃炉に立ちはだかる複数の課題 2025/03/13 17:01 拡大する 去年11月、東京電力は事故後初めておよそ0.7グラムの核燃料デブリの取り出しに成功した。「廃炉の本丸」と言われるデブリの取り出しだが、取材を進めると、デブリの取り出しだけではない、廃炉に立ちはだかる複数の課題が見えてきた。(テレビ朝日社会部原発担当 林田奈々)【画像】廃炉作業が続く福島第一原発 核燃料デブリは、事故当時に原子炉に入っていた核燃料が溶けて周りの構造物などと混ざり合い固まったものだが、原子炉の建屋内にある「核燃料」はデブリだけではない。 続きを読む 関連記事