【映像】久保建英、超絶縦突破→逆足グラウンダークロス
【映像】超絶縦突破→逆足グラウンダークロス
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ラ・リーガ】ラージョ2-2ソシエダ(日本時間3月17日/バリェカス)                          

【映像】超絶縦突破→逆足グラウンダークロス

 日本代表MF久保建英が、個での違いを見せつけ、ソシエダに勝ち点をもたらした。ドリブルで縦へ突破しグラウンダーのクロスを送ると、これがチームの同点弾を誘った。

 久保はラ・リーガ第28節のラージョ戦に先発出場。1点ビハインドで迎えた80分に存在感を放った。

 敵でFWミケル・オヤルサバルがボールを持つ相手MFオスカル・バレンティンに強く寄せにいき、近くにいたFWアルカイツ・マリエスクレーナがこぼれ球を回収。右サイドの広大のスペースで待つ久保へ展開した。

 ペナルティエリア内でフリーの状態でパスを受けた久保は、DFアルフォンソ・エスピーノと対峙しながら、顔を上げてゴール前の状況を確認。縦に運んで、ファーで待つMFベニャト・トゥリエンテスとオヤルサバルを目掛けて利き足ではない右足でグラウンダーの速いクロスを送った。

 ボールは相手GKアウグスト・バタジャが伸ばした右足にカットされてしまったが、こぼれた先にいたのは、ソシエダB所属の19歳・マリエスクレーナ。右足でコントロールし、左足を振り抜くと相手ディフェンダーの間をすり抜けゴールイン。久保の打開がソシエダの同点弾と、マリエスクレーナのトップチーム初ゴールを演出した。

 解説の森田泰史氏は「右サイドで引っ張って、エリア内で仕掛けて低いクロスを入れました」と久保のプレーを伝え、「GKやディフェンスが弾いたボールに詰める確率も高まってきます」と得点が生まれた過程を語った。

 このプレーにファンもSNSで「タケのチャンスメイクから追いついたーーーーー!!!」「久保を交代させないで残すと、こうゆうこと起こるのよ!」などと興奮気味に反応。「久保君仕掛けるとチャンスになるな」「やっぱ久保に渡すべきなんだよな」「久保のサイド側からチャンスできるな」と、期待値の高さが伺える投稿や「絶対右足上手くなってるよね」と逆足の精度について讃える書き込みもみられた。

 追いついた後も勢いに乗る背番号14は88分にもドリブルからチャンスメイクをしたが勝ち越しまでには至らず、試合は2-2の引き分けに。久保はリーグ戦でゴールに絡んだ感触を手に、FIFAワールドカップ26アジア最終予選の2連戦が控える日本へと帰国する。
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