夜も更けて諦めかけた時、6年の掘り出し時に立ち会っていた依頼者の姉が「(探査機で)反応は出なかったんですけど、前に埋め戻した場所を掘っていただけないか」と最後の望みを託す。
その場所を重機で掘り起こしてみると、何やらプラスチックの素材のものが姿を表した。周囲を手で掘ると、ゴミ箱を逆さまにした状態であることが判明。“フタ”を外してみると、中には3本の焼酎が埋まっていた。
しかも、これらはメモにはなかった2006年に埋められた焼酎。思わず涙が溢れた依頼者は、祖父の遺影の前で報告するとともに、「美味しい…!」と掘り出した焼酎をみんなで堪能していた。

