輪島朝市の食堂店主、キッチンカーで営業再開 復興への第一歩は初めて売れたとん汁「おしゃべりだけでもうれしい」 能登半島地震 2025/03/22 13:01 拡大する 能登半島地震で壊滅的な被害を受けた石川県輪島市の観光名所「輪島朝市」で食堂を経営していた男性が、キッチンカーで1年2カ月ぶりに営業を再開した。小さな車での移動販売という慣れないスタイルに四苦八苦しながらも、復興の第一歩を進みだした。うっすらと雪が残る3月上旬。営業再開を翌日に控え、食堂店主の紙浩之さん(55)は慌ただしい一日を過ごしていた。輪島市鳳至(ふげし)小学校のグラウンドに建設された仮設住宅のワンルーム。百円ショップで買ったB5のメモパッドに筆を走らせる。 続きを読む 関連記事